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昨年からスタートした、自分自身のゴールを達成し、最高の自分を実現していくことを目指している全ての女性におくるキャンペーン「MAKE YOURSELF」。2011年秋のキャンペーンで、ゴールに向かって努力する女性にとっての励みとなるMake Yourselfチームが誕生した。

photot©Annie Leibovitz

メンバーとなるのは、アメリカ陸上オリンピック選手のアリソン・フェリックス、中国のテニスプレイヤー李娜(リ・ナ)、フランス人ダンサーのソフィア・ブテラ、イギリス人ハードル選手ペリー・シェイクス・ドレイトン、ロシア生まれのテニスプレーヤーであるマリア・シャラポワ、アメリカ人ゴールキーパーのホープ・ソロ、オーストラリア人サーファーのローラ・エネヴァーというそれぞれの分野で活躍する7人のトップアスリートたちだ。またキャンペーンビジュアルは、ジョン・レノン最後の公式写真や、デミ・ムーアの妊婦姿ヌードを撮影したことでも知られる世界的に有名な女性写真家、アニー・リーボヴィッツが撮り下ろした。

キャンペーンの一環として、メンバー一人ひとりの、ライフスタイルや日々のトレーニングなど、自分の目標を実現していくための勇気を与えてくれるコンテンツを用意。ここでは、サーファーのローラ・エネヴァーのインタビューをご紹介。公式サイト(nikewomen.com)では、彼女達7人のインタビューがそれぞれ展開中だ。ぜひチェックして、彼女たちの本気の声をうけとめてほしい。

“私はもっと強くなるため、そして自分と自分の体を信頼できるようになるために毎日鍛えます”
ローラ・エネヴァー(サーファー)


photot©Annie Leibovitz

サーフィンはロデオとバレーの中間のようなスポーツだ。持久力と自然の力と闘いながらボードに乗ることだけでなく、スタイルやテクニックも重要となってくる。「スピードの中、バランスをとったり、色んなことをする、というクレージーなスポーツです。特に私は普段から色んなことを同時にやるタイプではありませんから余計に大変です」とサーフィンのチャンピオンであるローラ・エネヴァーは笑う。

若く、美しく、そして少し生意気なローラは陽気な性格だが、強くて、負けず嫌いな面も持っている。神童と呼ばれ、サーフィンのジュニア世界チャンピオンとなり、その年のルーキー三冠王に輝いた。地元に帰ることはあまりないが、その時は、世界トップレベルの男性サーファーと一緒にトレーニングを行っている。ローラはシドニー郊外のナラビーンというビーチボーイズの歌にも登場する町で育った。

10才で大会初優勝。それは、父親と一緒にサーフィンを始めてわずか1年後のことだった。彼女が一番最初に始めたスポーツは体操だが、ローラの言葉を借りれば、9才の時にサーフィンを始めるため「引退」した。今でも後ろ宙返りや横転はウォーミングアップとして続けており、柔軟性やコアの強さは体操をしていたからだと話す。最初の大会を振り返って、ローラは以下のように話している。「私は父のとても大きなボードで他の女の子たちに挑みました。彼女たちは皆、小さなボードで、しかも皆すでにスポンサーがついているような選手でした。でもその日は、波があまりに高くて皆怖がっていましたが、私は後ろから大きな波を掴むことができ、優勝しました。その体験がとてもエキサイティングで、もっと上手になりたいと思うようになりました。」

ローラは今も大会が大好きだ。審査員に自分のできることを見せる機会だからだという。大会前には自分を落ち着かせるために呼吸に集中する。また、ボードに自分のためのメモを書いたりもする。バランスを強化するエクササイズをしたり、サーフィンに必要な爆発力のある動きやパワーを身につけるため筋肉を強化し持久力を鍛えている。大会に向けてコアを強化するため常に体を鍛えているのだ。ツイストやバランスボールを使ったスクワット、腹筋運動、サポートなしでバランスボールの上に立ったり、というドリルを主に行っている。

彼女はフォームの美しさにもこだわりがあり、ビデオで分析をして、手の位置、重心移動から頭の位置まで瞬間のディテールをチェックしている。ローラはヘッドポジショニングをマスターすることが肝心なのだという。
「自分の目線と同じ方向にサーフボードは向かいます。」すなわち、サーファーは自分の向かいたい方向に顔を向ける。しかし、それがバックサイドに向かう場合、自分の後方を見ることになる。これは人間が自然と前に進むという本能とは相反する行動になる。「自分の見ている方向に合わせてボードの先を動かさなくてはならないのです。」

大会前、ローラはできる限りサーフィンをする。「フィールドやコートでのプレーと違って、ビーチも波も一つ一つ異なります」とローラは言う。「何がおきるか分からない。だからとてもエキサイティングなのです。いつもあらゆることに対処できるよう準備が必要なのです」と。ローラは達観したように「普段サーフィンする時でもコンテストの時でも、自分の一番の敵は自分自身です。だから私は常に自分を追い込んできました。そうやって今日の私があるのです」と説明してくれた。


>>>「MAKE YOURSELF」のインタビューをもっと見る。


■お問い合わせ先 NIKEお客様相談室 0120-500-719 www.nikewomen.com

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