GAMBSの新ブティック パリにオープン！

室内装飾用にデザインされた造花で、一躍有名になったGAMBS。創業者のherve GAMBS（エレヴェ・ガンブス）は、建築からインテリアデザイン、演出にも着手する総合的な装飾家でもある。

4月末日に、パリ市内バスティーユ至近にオープンしたショップには、地上階と地下の300?に、“Second Nature”をテーマにセレクトされた、家具、オブジェ、ガーデニング用品、照明、ホームフレグランスなどの商品群が並ぶ。現在の都市型生活様式で、人々が最も欲している快適さを、ガンブスでは提供していく企みだ。
フランスではあまり一般的ではなかった、室内装飾品と食品を同じ店舗で販売するという新たな試みも。それも、スペインで工芸品並みに少量生産しかされないオリーブオイルなど、特殊な営みをする生産者にも着眼している。他店舗でも販売されている商品も多いが、商品リニューアルのサイクルや店舗内での展示会やイベントにも参加して、たえず消費者の関心を集める努力をしていくようだ。

（取材・文　Kaoru URATA）