残留争いで必死のオサスナ相手にR・マドリーが敗れた。レイノ・デ・ナバーラスタジアムでオサスナの激しいプレッシャーと必死のディフェンスに苦しんだR・マドリーは、オサスナのカムーニャスの1ゴールに泣いた。これで首位バルサとの勝ち点差は7に広がり、リーガ優勝がさらに厳しくなった。

 バルサがエルクレスに勝ったことで負けられない一戦。C・ロナウド、ベンゼマ、ディ・マリア、エジルが立て続けに攻撃を仕掛けたが、オサスナもホームのサポーターの後押しを受け、必死のディフェンス。決定的チャンスを作らせない。前半は激しい中盤でのボールの奪い合いで、0−0で折り返す。

 後半、R・マドリーディフェンスの一瞬の隙を逃さなかったカムーニャスがオフサイドぎりぎりで飛び出し、先制ゴールを挙げる。モウリーニョ監督はこの日風邪気味でベンチスタートとなったシャビ・アロンソ、先日入団会見を終えたばかりのアデバヨール、怪我から復帰し少しずつ試合出場機会を増やしているカカーを一気に投入し反撃に出る。

 この超攻撃的なR・マドリーを前にオサスナはカウンター一辺倒となるが、R・マドリーが個人技重視の攻めに出てくれたのが救いだった。ミスを突いて前線のアランダに預け、ボールキープ。サイドの選手をうまく使い時間を稼ぎながらチャンスがあればゴールを狙うはっきりしたゲームプランを貫く。焦るR・マドリーは、最後はアデバヨール目掛けてロングボールを放り込む単純な攻撃に陥ってしまう。

 結局、堅い守備をこじ開けることができなかったR・マドリーは、痛い一敗を喫してしまう。「オサスナは最後まで必死に戦い抜いた。サポーターの後押しもあり難しい試合だった」と試合後、完全に降伏していたモウリーニョ監督。リーガ制覇必須のR・マドリー、優勝請け負い人がついに窮地に立たされた。

(スペイン通信)