マンチェスター・シティのロベルト・マンチーニ監督は、インテルFWマリオ・バロテッリの獲得について、インテルの要求額が高すぎると不満をもらしている。これに対し、インテルのマッシモ・モラッティ会長は22日、イタリア『スカイ・スポーツ』に対して、次のように語った。

「インテルとマンCの間には、私がハードだとは思わない程度の対話がある。我々にとって興味深く、彼らにとって適切なのはどこなのかを測っているのさ。お互いにそれぞれの立場があり、マンチーニがそのように言うのは正しいことだ。彼のクラブの利益を守っているんだからね」

「私はまだまったく何も決めていないんだ。届くかもしれないオファーについて検討し、選手の態度も見ているところだよ。それもまた重要なことだと考えているからね。今は待って、様子を見て、交渉をしているところだ。ただ、私の方からは完全に決めたことはないよ」

また、DFマイコンのレアル・マドリー移籍についても、モラッティ会長は「答えようがないよ。今日は本当にその件については関わっていないからね」とコメント。幹部のレレ・オリアーリ氏と決別することに関しては、本当に残念に思っていると述べている。

「彼は何年も前から我々と働いてきたからね。インテルのイメージだったんだ。今はどうなるかを見てみよう。彼はまだウチの人間だよ。彼が将来についてどう決めるのかを待っている」

一方、すでにサポーターを興奮させている期待の新星コウチーニョについて、モラッティ会長はこのようなコメントを残している。

「まだ彼のプレーは見ていないんだ。2年前、インテルが彼を獲得したときには、ブラジルの下部組織代表でプレーしたいくつかの試合を見たんだけどね。本当にうまい選手だと思った。彼には満足していると聞いているよ。クラブが良い補強をして、私もうれしく思っている。これから彼が私のことも興奮してくれるように願っている」