オーダーカーテン販売用WEB業務システム「AURORA」登場

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システムインテグレーターのオブジェクトシステムズ(株)(本社・東京都中野区/佐藤光茂社長)は、このほどオーダーカーテン販売用のWEB対応業務システム「AURORA」(オーロラ)を完成、カーテンショップ向けにASPサービスを開始した。

「AURORA」は、オーダーカーテンの見積業務、発注業務、請求書発行、販売管理および顧客管理などカーテンショップの広範な業務をカバーするもので、インターネットに接続したパソコンにより、店頭または現場からいつでもどこでも利用可能なシステムである。生地データについては、主要ブランドメーカーをはじめ、織元の各データについてもあらかじめサーバー側に登録しているため、ショップ側は仕入先ごとの掛率表をエクセル形式で登録するだけで、すぐに利用可能となる。
操作方法も簡単で、見積書製作ではスタイル、品番、寸法を入力するだけでメーカー価格と売値が自動計算され、また自社縫製工場を使用する場合でも、生地要尺を自動計算し生地代と縫製加工代から金額が計算できる。発注についても見積から連動しているため、転記ミスや発注漏れが防止できる他、仕入先ごとに発注書が発行されるなど業務効率化が図られている。この他、見積書と同時に下代と粗利が確認できる粗利シミュレーション機能や顧客管理システム、売上集計をはじめとする各種集計機能なども付いているなど、経営者にとっての便利機能も満載となっている。
なお同システムの開発に当たっては、カーテン専門店のコルティナ(東京・国立市)やカーテンギャラリー・ハンザム(神奈川県川崎市)が協力、すでに現場での運用も行われており信頼性は高い。価格は月額使用料として3万5000円(消費税別)、初期費用が5万円(消費税別)。

同社では、オーダーカーテンショップ向けシステム「AURORA」のほか、すでにWEB対応オーダーカーテン縫製業務支援システムを運用中で、さらに「AURORA」をベースとした問屋機能をもつ中間システムの開発にも着手しており、今後はショップ・問屋・縫製の総合システムとしてオーダーカーテン業務の自動化を推進する考え。