米国労働省が発表した雇用統計(季節調整済み)によると、5月の米国失業率(軍人除く)は9.7%で、前月から0.2ポイント改善した。

 景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は前月比43万1000人増となった。政府が国勢調査のために一時的な雇用を41万1000人増やしたことが影響している。

 民間部門の雇用増は4万1000人に留まり、産業別に見ると、製造業関連は前月比4000人増、サービス業関連は同3万7000人増となっている。

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