赤×白のカラーが鮮やか!上海万博へいざ出航!

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5月1日から開幕した上海万博。この万博に向けて、5月8日(土)に大阪港から“遣唐使船”が出航する。飛鳥時代に遣唐使を乗せ、活躍した遣唐使船を再現し、同じルートで中国・上海へと向かうプロジェクトだ。

【写真】帆先には“鳳凰の目”も!デザインの美しさも魅力

もともと遣唐使とは、飛鳥時代から平安時代にかけて、唐の先進的な技術や海外情勢を学ぶために日本が唐へ派遣した人たちのこと。そんな遣唐使たちが乗った“遣唐使船”を再現し、実際に航行したルートで万博会場へ到着する。

約30メートルの船体は鮮やかな赤と白で塗られ、美しい曲線が描かれたデザインや鳳凰の目が施されるなど、かなり豪華。もちろんエンジンで動くが、手漕ぎの櫂が付き、当時さながらに手で漕ぐことも可能な仕様だ。

航行の途中には、遣唐使が実際に立ち寄ったとされる港に寄航する。出発地の大阪港を5月8日(土)に出発し、瀬戸内海へ。11日(火)に呉市倉橋島、12日(水)に門司港へ寄港、その後博多港(14日)、青方港(16日)、福江港(17日)、長崎港(19日)と九州の上を通り、6月12日(土)に上海万博会場へ入港する。各地で寄港イベントや前夜祭などが開催されるので、チェックしてみて。

歴史ある遣唐使船を再現した、一大プロジェクト。船は、上海万博13日(日)からのジャパン・ウィークに出展されるそうなのでこちらも要チェックだ!【詳細は福岡ウォーカー5月号に掲載】

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