――9月から10月に掛けて2年半ぶりのツアーが控えていますが、今から考えていることはありますか?

山口山口智充を好きなお客さんが観に来た時に、本当にもう「ぐっさんの観たい所を全部観た」みたいなショーをやりたいですね(笑)。裸を欲しがっている人はちょっとストレスを感じて帰るかもしれないですけど、もうそこまで出来ないので(笑)。今までやってきたショーは、生バンドさんに付いて頂いたんですけど、ものまねショーとか色々なキャラクターショーをやったり、“笑い”に重心を寄せてガッツリ作って、2時間半ぐらいやってたんですよ。でも、今回はアルバムを引っさげて音楽ショーもガッツリやりたいので。

最初は分けようかなと思っていたんですけど、周りの人に色々と相談したら「いや、ぐっさんを観たい人は、ぐっさんの歌も聴きたいし、モノマネも見たいし、もうやること全部好きやねん!」と言われて、「じゃあ、もう一緒にしよう!」と決意して。多分、一緒にしたら、すごく長くなって、5時間ぐらいやらなきゃいけないので「これはアカン」と思って。逆に、ギュッと濃縮した濃いー、熱いものが出来るんじゃないかなと思いますね。それで、敢えて“2本立て”って説明させて頂いて、1部と2部に分けてやらせて頂きます。

――先程「(有)山口モータース」以降の職業の話もありましたが、本格的に音楽活動をスタートされて、今後、山口さんの活動の中で音楽が占める割合が増えていくのでしょうか?

山口:大好きな音楽の要素は、僕の中での表現の一つなんですけど、多分かなり大きくなっていくと思いますし、大きくしていきたいですね。でも、他が狭まるということではなくて、他のサイズはそのままか、もっと大きくなってるものもあるかもしれないです。例えば、ライブをやる場所の規模が大きくなるのか、フェスになるのか分からないですけど、他の人達とコラボもやってみたいし(笑)。

今後2枚目に向けて曲数も増えていくので、何か大きいことが出来そうな気がしますね。ライブに関しては、最終的にはどんどん要素を増やしていって。今の笑いから、今度は笑いの中にちょっと音楽があったものが、ガッツリ音楽が入って。でも、笑いを捨てずに、一緒になるという。次に芝居もやりたいなと思ったら、そこに芝居の要素が入ってきたり。もう色んなものが混ざり合って入っていて、1個の「ぐっさんハッピーエンターテイメントショー」になるとすごくいいなと。今はその途中経過ですね。

――まさにタイトル通りですね。「エンターテインメントショー」という。

山口:自分がハッピーのショーなんですけど(笑)。

――お客さんも。

山口:そうですね。本当に楽しそうな山口を見て、お客さんが楽しんで頂ければいいかなと思いますね。

――「(有)山口モータース」に続く職業も楽しみにしています。

山口:ありがとうございます!

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