Excelの罫線は自動で入れられる
Excelを使っていて、きれいな表をつくるには罫線は欠かせない。しかし、この罫線を入れる手間がかなり面倒だ。
はやくExcelデータを提出しないといけないのに、罫線をいれる時間が足りないなんて経験はないだろうか。

今回は、面倒な罫線を簡単に入れられるワザを紹介しよう。


■罫線は自動で入れられる
Excelにデータを入力してから誰かに見せる場合、罫線が入っていると見やすい。
罫線の入れ方は人それぞれだが、セルに数値を入れてから罫線を入れる人が多いのではないだろうか。

罫線を入れる方法としては正当だが、数値を入れ終えるたびに罫線を入れるのは面倒であるし、罫線がすでに入っているセルを追加していくやり方も手間が掛かる。

罫線はデータを追加するたびに自動で入れることができる。

●Office 2007の手順
1.対象とするセルを選択
2.「ホーム」の「条件付き書式」-「新しいルール」-「数式を使用して、書式設定するセルを選択」を選択
3.「数式を使用して、書式設定するセルを選択」の欄に「=OR($A1:$F1<>"")」を入力して「書式」をクリック
4.「罫線」-「スタイル」で罫線の種類を選んでから「外枠」を選択して「OK」をクリック
5.「OK」をクリック

「=OR($A1:$F1<>"")」の書式は、プログラミングが得意な人であれば、すぐにピンときただろう。「A1からF1のセルが空ではない」という条件文だ。

以上のように、条件付き書式を使えば、表にデータを追加するたびに罫線も自動で入れられるので、あとから罫線を入れる手間を省くことができるわけだ。


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