来シーズンに向けた補強をいまだに行っていないバルサ。しかし、ここに来て補強が必須だった左サイドバックに適任と言える選手が浮上した。デポルのブラジル人SBフィリペ・ルイスだ。攻守にバランスが取れた安定感があるプレーを見せるフィリペ・ルイス。デポル退団は時間の問題となっている。

 すでにアトレティコ・マドリー、ユベントスといった強豪クラブが目を付けているが、本人はバルサでのプレーを望んでいるようだ。フィリペ・ルイスの代理人、ホセ・カルロス・ラゲス氏がスポルト紙にコメントした所によると移籍の準備は整ったとのことだ。

 選手とバルサの間では、5年契約で話がまとまっているようで、プレゼンテーションも来週にも行われるのではないかとされていたほど交渉は進んでいる。しかし、バルサのオファー額は800万ユーロ(約10億8000万円)、デポルが要求する額が1000万ユーロ(約13億5000万円)とずれが生じている。あとはチーム間での交渉となるが、シウビーニョの退団が決まっているバルサに再びブラジル人左SBが加入する可能性は高い。

(スペイン通信)