スペイン代表DFでバレンシア所属のアルビオルが、R・マドリー入り間近とマルカ紙は伝えている。移籍金は約1500万ユーロ（約20億2500万円）になる模様だ。現在、アルビオルはスペイン代表としてコンフェデを戦っているが、スペイン国内ではバレンシアとR・マドリーのチーム間で大きな動きがあったようだ。

　カカー、C・ロナウドと獲得したペレス会長は、3人目の補強としてスペイン人のアルビオルを選んだ。カンナバーロがセリエAユベントスへ移籍し、センターバックの獲得は必須だっただけにアルビオルはその穴を埋める適役とも言える。

　また、ペレス会長はチームの‘スペイン人化’を目指していただけに、チームの核となるセンターバックにアルビオルのようなスペイン人選手が居るのは、長期のスポーツ・プロジェクトを進める上で非常に頼もしい存在だ。スペイン代表やバレンシアでも大舞台を経験しているだけに、カシージャス、セルヒオ・ラモスといった選手と共にこれからのR・マドリー将来を担う選手になる可能性は高い。新たなチームでのアルビオルの活躍に期待したい。

（スペイン通信）