EURO2008の試合を観戦中のアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、準決勝でのスペインの勝利を予想し、イタリア戦で最後のPKを落ち着いて沈めたセスク・ファブレガスを賞賛した。
 ヴェンゲル監督はレキップ紙に、「スペインのボール回しに、ロシアはすごく苦労すると思うね。スペインの2トップの動きを見ると、相手のセンターバックは手こずるだろう。あそこが彼らの弱点だしね」と語り、スペインのファイナル進出に太鼓判を押した。
 また、セスクについては、「(PK戦で)大きな責任を引き受けた。彼はPKのスペシャリストじゃないしね。だから、彼が決めたあの瞬間、私は最高の気分だったよ。彼にとって重要なPKだったからだ。あれで彼はものすごい自信をつけたと思うし、スペインとアーセナルは大きなアドバンテージを手にした」と、愛弟子の成功を喜んだ。