ユーロ2008グループリーグ第2節、対スウェーデン戦で決勝ゴールを決め、スペインを勝利に導いた同国代表FWダビ・ビージャが自身のゴールを「ロシア戦でのハットトリックより価値のあるゴール」と評し、喜びを爆発させた。

「間違いないよ。厳しい試合でチームを勝利に導くゴールとなったわけだからね。これ以上ない位の喜びを与えてくれた。苦しんだ試合だったからね」。

 勝利だけを目指し、結果勝ち点3を手に入れることができた、それが何より大事と強調するビージャ。ビージャの劇的ゴールで2戦2勝としたスペインは同大会ベスト8進出を決めるとともに、彼自身、今大会の得点ランキングで単独トップ(4得点)に立った。

 ユーロでの活躍から注目度だけでなく移籍マーケットでの価値も上がっているビージャ。レアル・マドリーやバルセロナが興味を示していると噂される中、リバプールのベニテス監督もビージャ獲得を目指そうとしているとの噂も上がっている。ユーロでの主役の一人に躍り出たビージャは今後もそのゴールでスペインを引っ張っていくことになるはず。ますます目が離せない存在だ。

(スペイン通信)