レアル・マドリーのFWロビーニョ(24)、ベティスのFWラファエル・ソビス(22)、アルメリアのGKディエゴ・アウベス(22)、デポルティーボのDFフィリペ(22)の4選手が8月に開催される北京オリンピックでのブラジル代表の招集メンバーに入った。

 北京オリンピックでのフットボールの試合は8月7日から始まり、決勝戦が行われるのは23日。一方、2008-09シーズンのリーガは8月31日に開幕する。北京オリンピック期間中は各チームともプレシーズン真っ最中ということなるが、ロビーニョもソビスもアウベスもフィリペもチームのプレシーズンへは参加できないことになる。ロビーニョは08-09シーズンの初タイトルが懸かるバレンシアとのスペイン・スーパーカップも欠場することになりそうだ。

 現在、ロビーニョ、ソビス、アウベスは2010年ワールドカップ・南アフリカ大会南米予選、パラグアイ戦(6月15日)、アルゼンチン戦(18日)に向けて代表合宿中。7月には北京オリンピックに向けて再び代表合宿に入ることになる。そして、オリンピックの後にはすぐにリーガも始まる。オリンピック組のスケジュールはハードだ。それでも母国のために戦うことは選手にとって大きな誇り。反対にクラブにとってはチーム作りのベースとなるプレシーズンに選手が参加できないことは悩める問題でもある。

(スペイン通信)