ビセンテもクーマン監督の解任を喜ぶ
バレンシアのMFビセンテもロナルド・クーマン監督の解任を喜ぶ選手の一人だ。先日のMFホアキンに続き、ビセンテが “ラジオ・9”のインタビューで「彼が去ってくれてうれしい」と率直な気持ちと、クーマン前監督との関係が良くなかったことを明らかにした。
「彼が去ってくれて正直うれしい。監督との関係は残念なものだったからね。これまでどんな監督からも選手として学ぶものはあったが、彼から学んだものは何もない」。
今シーズン、ビセンテはケガに悩まされ続けたが、約1ヶ月前からプレーできるコンディションにあった。それでもベンチを暖める機会の方が圧倒的に多く、彼のフラストレーションも溜まる一方だったようだ。さらにシステムについても触れ、「僕らはこれまでずっと4-4-2か4-4-1-1でプレーしてきた。でも、クーマンが来てからシステムが変わった。ハッキリ言って全く機能していなかったんだけど、彼は続けたんだよ。チーム内で何度も話し合ったけれど、彼は頑に変えようとはしなかったんだ」とコメント。ビセンテの我慢も限界に達していたのだろう、元監督に不満を爆発させた。
監督解任劇後、チーム練習の雰囲気もよくなっているバレンシアは今週末、すっかり苦手スタジアムとなってしまったホーム、メスタージャにオサスナを迎え撃つ。この5ヶ月間で失われた自信と希望を取り戻すための特効薬は勝利だけ。ボロ新監督の下、1部残留という目標に向け、チーム一丸となって残り試合を戦っていくしかない。
(スペイン通信)
「彼が去ってくれて正直うれしい。監督との関係は残念なものだったからね。これまでどんな監督からも選手として学ぶものはあったが、彼から学んだものは何もない」。
監督解任劇後、チーム練習の雰囲気もよくなっているバレンシアは今週末、すっかり苦手スタジアムとなってしまったホーム、メスタージャにオサスナを迎え撃つ。この5ヶ月間で失われた自信と希望を取り戻すための特効薬は勝利だけ。ボロ新監督の下、1部残留という目標に向け、チーム一丸となって残り試合を戦っていくしかない。
(スペイン通信)