昨年11月、それまで指揮していたPSVを辞めてまでバレンシア監督に就任したロナルド・クーマンだが、21日にクラブから解任されてしまった。コパ・デル・レイ(国王杯)こそ制したものの、リーグ戦では崩れかけたチームを立て直すことができずに下位を低迷。就任当初は選手時代、監督時代のキャリアから大きな期待を寄せていたクラブ首脳陣も、次第に同監督に懐疑的となり、両者の溝も囁かれていた。なお、同監督の解任に伴い、同時にクーマン体制を支えた複数のスタッフも契約解除となっている。
後任にはすでにチームスタッフのサルバドール・ゴンサレス・“ボロ”氏の就任が発表されている。