最後の新宿フェイスであいさつするDDTのレスラー

写真拡大 (全2枚)

 DDT27日の新宿大会で閉館を目前に控えた新宿フェイスがめちゃくちゃに〝破壊〟された。

 9月末で閉館となる新宿フェイスでDDTが興行を行うのは、この日が最後。メインイベントではエニウェアフォールの4WAY戦(MAO&KANON&納谷幸男&ビエント・レバンテVS佐々木大輔&岡谷秀樹&MJポー&イルシオンVSクリス・ブルックス&HARASHIMA&アントーニオ本多&葛西陽向VS上野勇希&To-y&須見和馬&夢虹)が行われた。敗北したチームから脱落していき、最後の1組になるまで試合が継続する過酷なルールだ。

 選手は会場中でところ狭しと大暴れ。MAOとクリスはさらに会場を飛び出し路上でプロレス。佐々木大輔に至ってはバールを持ち出し壁を破壊しだした。本多は新宿フェイスになぞらえた最悪のごんぎづねを披露。上野とTo-yは〝男色化〟しクリス、夢虹にリップロックをさく裂させた。

 一進一退の攻防は20分を超え、MAO組とクリス組の争いに。果敢にフォールを狙う葛西を退けたMAOがキャノンボール450°で3カウントを奪った。

 試合後マイクを握ったMAOは「DDT最後の新宿フェイス大会が終わっちゃった…。この時にチャンピオンであれて本当に良かったです」と感慨。その後も選手が続々と新宿フェイスの思い出を語っていった。

 改めてマイクを握ったMAOは「さっきは新宿フェイスの一歩外に出たら、本当におっかないセキュリティーに怒られました。そしたら、ちゃんとスマホを持ったキッズがいっぱい寄ってきて本当に怖かったです。こんな場所に存在する奇跡の会場だと思いませんか」と観客に問う。最後は「新宿フェイス21年間ありがとうございました」と集った選手全員で感謝し、〝聖地〟に別れを告げた。