酒が飲めるぞ! イギリスでサッカー試合中のアルコール禁止撤廃の動き、エヴァトニアンの首相らが働きかけ「オアシスのライブでは飲めるのに」
イングランド、ウェールズ、スコットランドのサッカー男子トップ部門では、ファンたちが試合中にスタンドで飲酒することが禁止されている。これは1985年に当時の保守党がフーリガン対策として導入したものだが、41年ぶりにこの規制が撤廃される動きを見せている。
英『THE Sun』によると、労働党のアンディ・バーナム英首相は23日、ネーションズリーグのスペイン代表戦に先立ち、試験的にでもこの法律を撤廃するべきだと述べた。バーナム首相はラグビーやクリケットなど他の人気スポーツでは禁止されていないことを引き合いに出し、サッカーファンは「標的にされている」とした。
「私は長年抱いてきた考えを撤回するつもりはありません。あるスポーツのファンが他のスポーツのファンと異なる扱いを受けるのは、どう考えても公平ではないと思います」
また、フットボールサポーターズ協会のトム・グレートレックス氏は、この法案が時代遅れであるという首相の意見に同調した。
「試合観戦中にビールを飲むファンを犯罪者扱いするのは不公平だと、我々は常に主張してきました。得に、オアシスのライブやラグビーリーグの試合を観戦しながら同じ席で飲酒できるのですから」
バーナム首相は最近、愛するエヴァートンのホームスタジアムであるヒル・ディッキンソン・スタジアムでビールを飲みながらラグビーを観戦している姿を目撃されている。しかし、警察は慎重なようで、証拠の十分な検証とこの分野の専門的な知識を持つ警察官と協議することなしに根本的な変更を行うことは難しいとしているようだ。
かつてオアシスと人気を二分したブラーのベーシストであるアレックス・ジェームスは、「サッカーの試合は観客全員が、音楽の伴奏なしで本能的に一緒に歌う、数少ない機会の1つ。仲間たちと一緒に勝ち、歌うというのは、このうえなく素晴らしい気分」「しかし世界一の酒豪である我々が果たして信用できるのか。プレミアリーグ以前、我が国のサッカーはアルコールによるフーリガン行為や暴力によって汚されていた。しかし、FAは私たちを大人として扱うべきだと思う。お気に入りのバンドの演奏を聴きながらビールを飲むことができるなら、応援するチームの試合を観ながらビールを飲むのも悪くはないだろう?」と意見した。
先のミルウォール×ウェストハムの、英国最恐といわれるドッカーズ・ダービーも、大きな混乱をきたすことなく無事に終了した。英国のサッカー文化において「酒とフットボール」は切っても切れないものであり、スタンドでの飲酒復活を切望する声は多いようだ。

