「これぞ中島卓也」節目の引退試合で内野安打 かつてのチーム日本一も支えた日本ハム35歳の花道に「何回見ても泣ける」

中島は引退試合でしぶとく内野安打をもぎ取った(C)産経新聞社
最後まで、“中島卓也らしさ”を貫いた。
日本ハムは9月22日に行われた楽天戦(エスコンフィールド)に6-5で逆転勝利。今季限りで現役を引退する中島卓也は「2番・遊撃」で先発し、4打数1安打。
【動画】最後まで中島らしい内野安打、感極まるシーンもあった
2点を追う5回無死二塁では足を使って一塁への内野安打をもぎ取り、今季初安打を記録した。プロ通算737安打目にベンチでは後輩たちが沸き立ち、塁上では目に光るものも見せた中島。
この回4点のビッグイニングに結び付け、6回に水谷瞬の2ランで試合をひっくり返した。
7回1死一塁の場面では捕手・田宮裕涼の送球を受けて小深田大翔の二盗を阻止。このプレーを最後に奈良間大己と交代し、現役最後の守備を終えた。
走って、守って、つなぐ。18年間ファイターズ一筋で積み重ねてきた姿を、そのまま凝縮したようなラストゲームだった。
2008年ドラフト5位で福岡工から入団。2015年には34盗塁で盗塁王に輝き、遊撃手部門でベストナインも受賞した。翌2016年は全143試合に出場し、62犠打をマーク。リーグ優勝、日本一を果たしたチームを支えた。
日本シリーズでも全6試合に出場して打率.333。第3戦では10球粘って四球を選び、逆転勝利への起点となった。
派手な長打ではなく、相手が嫌がる仕事を積み重ねる。そのスタイルは、中島という選手を象徴していた。
『DAZNベースボール』Xが引退試合で放った内野安打の画像を配信するとファンの間からも「これぞ中島卓也」「何回見ても泣ける」「お疲れ様でした!」「泣けた」と惜別の声が次々と上がった。
最後の日まで、自分の形で勝利に力を添えた35歳。ファイターズを支え続けた18年の歩みは、ファンの記憶に長く残り続けるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
