「レアル・マドリードに移籍すると思った時期もあった」 スペイン代表指揮官、今夏のロドリ“争奪戦”を回顧
現在30歳のロドリは、今夏に北中米3カ国で共催されたFIFAワールドカップ2026でスペイン代表のキャプテンを務め、4大会ぶり2度目の同大会制覇に大きく貢献。個人としても、全8試合に先発出場し、不動の“ピボーテ”として圧巻のパフォーマンスを見せ、大会MVP(最優秀選手賞)に輝いていた。
しかしながら、レアル・マドリードとマンチェスター・シティのクラブ間交渉が停滞すると、“宿敵”のバルセロナがロドリ獲得に向けた動きを本格化させる。クラブに根付いたアイデンティティーに深く共感したロドリは、バルセロナ行きを決断。最終的には、推定移籍金総額7600万ユーロ(約140億円)の条件でクラブ間交渉がまとまり、ロドリはバルセロナと2030年6月30日までの4年契約を結んでいた。
ロドリの移籍は今夏の移籍市場において最大級の注目を集めていたが、デ・ラ・フエンテ監督は、移籍の推移を細かく把握していたという。今回、「エル・パルティダッソ」に出演したデ・ラ・フエンテ監督は、ロドリ移籍の一連の流れを振り返り、「確かに、レアル・マドリードに移籍するだろうと思った瞬間もあったね」と告白。「彼とは良好な関係にあり、交渉の進捗も把握していたんだ」と明かした。
一方で、デ・ラ・フエンテ監督自身は、ロドリがレアル・マドリード入りを決断するか、バルセロナ入りを決断するかは、重視していなかったという。何よりも熱望していたのは、ロドリが国内でプレーすること。指揮官は次のような言葉で、FIFAワールドカップ2026MVPのロドリのような選手がラ・リーガでプレーすることが、リーグ、さらにはスペイン代表の発展に大きな影響を与えていくと主張した。
「私にとって最も重要なのは、スペインで彼のように偉大な選手たちのプレーを見ることだ。もし我々が世界ナンバーワンの座を維持したいのなら、そしてラ・リーガをより魅力的なリーグにしていきたいのならば、世界最高レベルのスペイン人選手たちに、惜しみなく投資できる環境を整えなければならないんだ」

