YouTubeチャンネル「吉田知那美のちなみにチャンネル」が、「カーリングオタクも意外と知らない!?『グランドスラム』のあんなことやこんなこと。」と題した動画を公開した。ロコ・ソラーレの吉田知那美が、カーリングの最高峰大会である「グランドスラム・オブ・カーリング(GSOC)」の知られざる歴史や特徴について、自作の資料を用いて徹底解説している。

動画冒頭、吉田はカーリング界のレジェンドであり、グランドスラムの創設者でもあるケビン・マーティン氏が、同大会の解説から引退し今後は関与しない意向を示したという衝撃的なニュースを紹介。これを機に、日本のファンに向けてグランドスラムの魅力を改めて語った。

吉田によれば、グランドスラムは2001年にケビン・マーティン氏をはじめとするカナダのトップ選手たちの手によって創設された。「カーリング選手として食べていける未来を目指したい」という思いから、当時のカナダカーリング協会と対立し、カナダ選手権をボイコットするという異例の行動から生まれた大会だという。

現在は協会とも協調・発展の関係にあり、グランドスラムは世界ランキング上位16チームのみが招待される「エリートフォーマット」を採用している。オリンピックは国代表が1枠のみであるのに対し、グランドスラムは純粋に強いチームが集まるため、「勝つのが難しい」とされる。さらに、最新ルールの実験場としての役割や、カーリング界最高額の賞金が用意されている点も特徴に挙げられた。

動画の後半では、2026-2027年シーズンからのフォーマット変更について言及された。招待枠が上位12チームに変更され、新たに「サテライトスポット制度」が導入される。これは指定された4つのツアー大会の優勝チームに出場権が与えられるというもので、そのうちの1つに日本の「軽井沢国際カーリング選手権大会」が含まれている。

吉田は「ここで勝った人たちがグランドスラムに出ちゃう」と述べ、日本の大会から直接最高峰のステージへ繋がるルートができたことを強調。「みんなで軽井沢国際を応援しよう」とファンに呼びかけ、日本のカーリングシーンがさらに熱くなることへの期待感を持たせて動画を締めくくった。

チャンネル情報

プロカーリングチーム「タイフーンカーリングクラブ」に所属する吉田知那美です!この度、「吉田知那美のちなみにチャンネル」を開設しました! ここでは、カーリングのことはもちろん、日々のトレーニングやオフの日常などを発信していければと思っています。やって欲しい企画など質問もコメント欄で大募集しています!