トニー・レオン、初の欧州映画主演作『静かな友人』12月公開 植物との対話を試みる神経科学者役
【動画】映画『静かな友人』予告編
「もし、植物も私たち人間を観察していたら--」。そんな問いから始まる本作は、約100年の時間を行き来しながら、ドイツの大学構内にそびえる一本のイチョウと、異なる時代を生きる人々との交流を描く知的ミステリー。
さらに、「第69回サンフランシスコ国際映画祭」で、『アフター・ヤン』や『オデッセイ』などを支援してきたスローン財団によるスローン・サイエンス・オン・スクリーン賞を受賞するなど、科学・環境・倫理といった多様な領域から高い評価を受けた。
トニー・レオンが演じるのは、植物との交流を試みる神経科学者トニー・ウォン。エニェディ監督がレオンを想定して脚本を書いた“当て書き”で、脚本に共鳴したレオンが出演を決めた。本作が、レオンにとってキャリア初のヨーロッパ映画主演作となる。共演にはレア・セドゥらが名を連ねる。
解禁された予告編は、ドイツの大学に客員教授として招かれたウォンが、講義をする場面から始まる。パリの植物園で働く科学者アリス(レア・セドゥ)との出会いをきっかけに、「もし、植物も我々を観察していたら?」という問いに突き動かされたウォンは、大学構内に立つ一本のイチョウを対象に、奇妙な実験を始める。
物語は、現代から二つの時代へとさかのぼる。厳粛なモノクロ映像で描かれる1908年には、男性中心だった大学で初の女子学生となったグレーテが登場。色彩豊かな16ミリフィルムで映し出される1972年には、自由な時代の空気の中で自分の居場所を探す青年ハンネスが描かれる。
異なる時代を生きる彼らもまた、同じイチョウに触れ、それぞれの方法で植物との対話を試みていた。100年以上にわたり、人々の営みを静かに見つめてきた一本の木を介して、3つの時代の物語がつながっていく。
ティザーポスターには、大きなイチョウと、その木をめぐる実験に取り組むウォンの姿を配置。時代や種を超えた交流を予感させるビジュアルとなっている。
映画『静かな友人』は、12月4日よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺ほか全国で公開される。
