追い切りを終え引き上げるフォーエバーヤング

写真拡大

 BCクラシック・G1(10月31日・米キーンランド)連覇を目指すフォーエバーヤング(牡5歳、栗東・矢作)が5日、前哨戦のジョッキークラブゴールドC・G1(9月18日・米ベルモントパーク)へ向けての国内最終追い切りを敢行した。

 坂井を背に、栗東CWを単走で6F81秒0-35秒8-11秒0と抜群の時計を刻んだ。向正面で徐々に加速し、大外を回しながら直線に向くともう一段ギアアップ。鞍上の仕掛けに合わせて馬体を目いっぱいに伸ばし、バリバリとうなりを上げてフィニッシュした。「順調に来られているし、去年の前哨戦(日本テレビ盃)は6割ぐらいのデキだったけど、今回は8割くらいで持って行ける」と主戦は仕上がりに手応えをつかんだ。

 追い切りを見守った荒木助手も「単走でもしっかり動けた。ここまでは順調だし、普通キャンターからいい状態に上がっている。きょうもおろしがけから良かったし、雨が降った馬場でこの時計はさすが。時計以上に内容が鋭いし、シャープで躍動感があった」と、これ以上ない状態で米国へ渡る。

 今年が現役ラストシーズンとなるが、衰えは全くない。「馬に走りたい気持ちがあるし、能力を見せつけたい感じ。バランスは成長してきて完成したと言ってもいい」と同助手は目を細める。昨年は世界最高峰のレースを制し、北米競馬の年度代表表彰にあたるエクリプス賞(最優秀古馬ダート牡馬)を受賞。成長を見届けた身として、思いもひとしおだ。「昔はできなかったことができるようになって感動を覚える。この馬に携われて感謝、今週はそういう気分。ラストシーズンだけど、まだ見たいよねと思わせたい」と思いをつづった。