「仲間として一緒に生活改善」熊本・八代市の避難所運営を民間に委託 集約で自宅から遠い避難所に移る人も
熊本地震から1か月が過ぎた2日も、八代市では1000人ほどが避難所生活を送っています。徐々に避難所が集約され、運営が民間に委託される中、被災者はそれぞれの苦悩を抱えています。
最大震度6強を観測した八代市の総合体育館には224人が避難しています(2日午前6時時点)。
(避難している人)
「良くしてもらっている。避難所の人たちに感謝ですね。シャワーも毎日入れるから。早く帰りたいのが山々。集団生活に慣れている人はいいけど、プライバシーがあるから」
この避難所の運営は、1日からスポーツクラブなどを展開する熊本YMCAが市から委託されています。
熊本YMCAは10年前の熊本地震をきっかけに、避難所の運営に携わっています。
(熊本YMCA災害支援統括ディレクター 丸目陽子さん)
「私たち支援者と支援される人を明確に分けるのではなく、一緒に生活を改善していこうという仲間として共にやっていこうと」
スタッフの中には10年前、小学生のときに地震を経験した人も…。
(10年前に熊本地震を経験したボランティアスタッフ)
「地域のボランティアが力になってくれて感謝したので、次は自分がボランティアして人助けになったらと思って参加した」
八代市によりますと、最大4000人余りいた避難者も今は4分の1の1000人ほどに。8月31日、37か所あった避難所は16か所に集約されました。
それに伴い、自宅から遠い避難所に移動を余儀なくされた人もいます。
(避難している人)
「自宅にいると余震とかもあり、どうしても家に帰るのが不安な面もあった。同じ避難所でもちょっと環境も違う所もあるので、そこに慣れるまでは戸惑いというのはあった」
八代市内の避難所は今後、すべて民間に委託される予定で、被災者のニーズに沿った運営ができるかどうか、新しいフェーズを迎えています。
