ネパール 氷河と岩石崩落から35分後に土石流を確認 下流地域へ約68万通の緊急警戒メール 当局が初の報告書 約160万人が被災

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ネパールで発生した大規模な土石流について、災害対策当局は1日、被害状況をまとめた報告書を初めて公表し、約160万人が被災したと明らかにしました。

報告書によりますと、特に被害が大きかった北部ラスワ郡では、3700世帯あまり、1万4000人以上が被災して孤立しており、一部地域では道路や電気、通信が最大で6日間、寸断状態だということです。

当局はこれまでに警察や軍など約2万1000人を動員し、外国人253人を含む1万1800人以上を救助したとしています。

また報告書は、災害発生のタイムラインも明らかにしています。

現地時間8月26日午前8時40分ごろ、中国国境付近で大規模な氷河と岩石の崩落が発生し、約35分後にネパール側が土石流を確認し、下流地域へ約67万9000通の緊急警戒メールを送信したとしています。

ネパールでは2025年7月にも、中国側から押し寄せた洪水で大きな被害が出ています。

地元メディアは、両国が洪水のリアルタイム情報を共有することで合意していたものの、運用態勢が十分に整わないまま、今回の災害が発生したとして、越境災害の早期警戒の課題を指摘しています。