YouTubeチャンネル「やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】」が、「おにぎり&水500mL【3パターン】血糖値は水で薄められるのか?内科医が検証」と題した動画を公開した。動画では、内科医の山村聡氏が、水を飲むタイミングによって食後の血糖値上昇に違いが出るのかを自らの体で検証している。

視聴者から寄せられた「ベジファーストの代わりに水を飲んだらどうなるのか」「水を大量に飲めば糖が薄まって血糖値が上がらないのではないか」という疑問に対し、山村氏は3つのパターンで実験を行った。使用したのは、おにぎり2個と水500mL。二の腕に装着したセンサーを用いて血糖値を測定し、その推移を比較した。

第1のパターンは、先に水500mLを一気飲みしてからおにぎりを食べる「水先飲み」。第2は、おにぎりをすべて食べてから水を一気飲みする「水後飲み」。そして第3は、おにぎりを食べながら水を飲む「同時摂取」である。

検証の結果、血糖値の上昇幅は「水先飲み」が112、「水後飲み」が102、「同時摂取」が122となった。山村氏はこれらの結果について、グラフを重ね合わせると「ほとんど差なし」と結論づけた。上昇幅の違いは誤差の範囲であり、水を飲むタイミングによって血糖値の変動にほぼ影響はないと明言した。

しかし、検証を通じて別の気づきもあったという。食事の前に水500mLを飲むと満腹感を得やすく、「もうおにぎり1個で正直十分もうお腹いっぱいという感じになってしまいました」と山村氏は振り返る。摂取する炭水化物の量そのものを減らす目的であれば、事前の水分補給は有効な手段になり得ると分析した。

動画の最後で山村氏は、飲むタイミングにこだわるよりも、「そもそもコンビニおにぎり血糖値上げやすいので、こんなに上げやすいもの2個も食べないような工夫がいいかなと思います」とアドバイス。ベジファーストや食後の運動など、より確実な血糖値コントロール術を実践することの重要性を説いている。

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