【追悼】前衛芸術家・草間彌生さん (97) 死去「水玉は私にとって命なの」番組に明かした“水玉愛”ヴィトンコラボも
草間彌生さん(2017年東京都功労者会見にて):
朝から晩まで長い年月を絵のために死に物狂いで闘って世界のNo.1になりました。
常識や伝統にとらわれない新しい表現を追求、前衛芸術家として世界中で愛された草間彌生さんが亡くなりました。97歳でした。
水玉模様をモチーフにした作品や、カボチャのオブジェなど独自の世界観が評価され、
現代アートの聖地として知られる香川県・直島に設置されたカボチャのオブジェは、人気の観光スポットになっています。
2023年にはルイ・ヴィトンとコラボ。フランス・パリの店舗には、草間さんの巨大なオブジェが現れ、建物に鮮やかな水玉を描いていました。
そんな草間さんの代名詞である“水玉”について、以前『ノンストップ!』の取材ではこう話していました。
草間さん:
地球も水玉でしょ、星も水玉でしょ。月もそう太陽もそう。水玉は私にとって命なの「水玉は命」。
そう話す草間さんは『ノンストップ!』の番組ロゴの水玉を見て…、
草間さん:
これはやっぱり眠ってるのかな。
渡辺和洋アナウンサー:
やっぱり眠ってる感じが…?
自らの絵で水玉を描き入れ、命を吹き込んでくれました。
草間さん:
はい、これでいいです。
渡辺アナ:
より力強さが増しましたか?
草間さん:
ええ。
そして甘いものが大好きという草間さんにマカロンの差し入れをすると、こんな一幕も。
草間さん:
この中で一番好きな色はこの色、黄色がこっちにあるの。
黄色置きましょうか?ここに。(絵の上に突然マカロンを置く草間さん)
渡辺アナ:
先生、作品に!先生!だ、大丈夫ですか?
草間さん:
大丈夫。赤がここに置いちゃう。緑もここにありますよね、緑もここに。じゃあこれいただいて…。
渡辺アナ:
いやいやそんな先生、あの乾いてはいると思うんですけど…。
とてもお茶目な素顔を見せていました。
草間さん:
絵を描いてその絵を見て、自分ももっと強く生きなくちゃならないということを考えさせてくれる、それは私の芸術の至福の時だと思っております。
自分の死んだ後までも多くの方々に「草間は何を残したか」、そういうことを伝えたいと思っておりますけど。
10歳の頃から絵を描き続けてきたという草間さん、亡くなる直前まで筆を手放すことなく描き続けていたということです。
(「ノンストップ!」8月28日放送より)
