「FILA」とのスポンサー契約が終了したことを発表した園田

写真拡大

 7月31日、女子プロテニスプレイヤーの園田彩乃(30)が自身のインスタグラムを更新し、2021年から6年間にわたって続いたスポーツウェアブランド「FILA」とのスポンサー契約が終了したことを発表した。

【写真】けしからん恵体を披露!水着姿でサウナに入る園田選手。プールでけしからん恵体を見せる水着姿の園田彩乃など

 園田は投稿の中で「私からこれからの活動としてSNSなどでも色々なウェアを着用し宣伝していくことで私自身の活動の幅を広げ、また、テニスウェアはこんなに可愛いんだよと広めて行きたいとお話させていただきました」と、自らの申し出による契約終了であることを明かし、さらには「他社メーカー様も案件等、お仕事がありましたらお待ちしております」と"逆オファー"まで。テニス界のファッションリーダーの動向に、業界内外から大きな注目が集まっている。

"大坂なおみ"に次ぐ国内2位のインフルエンサー

 注目を集める園田について、コート内外で見せるギャップが人気の理由なのではと明かすのは、スポーツ紙記者だ。

「園田選手は中学時代に全国大会ベスト8へ進出し、大学在学中の2016年にプロへ転向。全日本室内選手権ダブルスベスト8や高崎オープン優勝など実績も輝かしい。ただ、最新の2026年33週のJTAランキングではシングルス90位、ダブルス88位となっており、コート上ではやや苦戦が続いている印象です」

 しかし、ひとたびコート外に目を向ければ、その存在感は圧倒的だ。

 元フジテレビアナウンサーの"カトパン"こと加藤綾子に似ているとも言われる美貌に加え、昨年8月にナイトプールで披露した水色ビキニ姿の投稿が大バズり。「けしからん恵体ボディ」とネット上を大いに騒がせ、インスタグラムのフォロワー数は13万人を突破した。これは日本の女子プロテニス界において、あの大坂なおみに次ぐ国内2位の規模を誇るという。

「彼女は自分の魅せ方を極めて客観的に理解しています。『自分が選手のマネージャーになったつもりでアカウントを運用する』という独自のスタイルを徹底し、ファンが喜ぶ投稿を絶妙なバランスで提供しています。今やテニス界屈指のセルフプロデュース力を持つインフルエンサーです」(前出・スポーツ紙記者)

ファンクラブは月間ランキング上位、気になる「SNS収入」

 こうした圧倒的な人気を背景に、園田はファンとの交流にも非常に力を入れている。2024年12月にスタートしたインスタグラムのサブスクリプション(月額400円)では、プールやサウナでのリラックスした水着姿など、ここでしか見られないプライベートショットを週に3〜4回というハイペースで投稿。

 現在、加入者は約890人に達している。さらに今年6月には、ファンクラブプラットフォーム「Miigrum(ミーグラム)」で、より本格的な公式ファンクラブを開設した。その収益規模について、あるテニス関係者が明かす。

「インスタグラムのサブスクだけで、単純計算しても月々約35万円の売上が立っていることになります。また、新しく始めたミーグラムでは月額1100円と5478円の2つのプランがありますが、こちらの集客も好調なようです。実際、ミーグラム内の月間クリエイターランキングでは総合21位につけており、かなりの額の収入を得ていることがうかがえます」

 なぜ、園田はこれほどまでに貪欲に「稼ぐこと」にこだわるのか。そこには、一握りのスター選手しか食えない日本テニス界のシビアな環境がある。

 大きな転機となったのは、彼女自身が負った大きな怪我だったという。手術のため1年間ほど試合に出られなくなった際、スポンサーから「試合に出られないなら何ができるの?」と突きつけられたと「モデルプレス」のインタビューで明かしていた。

「グランドスラムに常時出場できる一部のトップ層を除き、国内ランキング10位以下になると、遠征費などで年間数百万から数千万円の赤字が出るのがテニス界のリアルです。園田選手も怪我の際、『お金がやばいかもしれない』という精神的プレッシャーを味わった。

 だからこそ、発信力という強みをマネタイズし、競技に専念するための資金を自給自足する仕組みを作った。今回のFILAとの契約終了も、一社に縛られず、さまざまなブランドのウェアをSNSで紹介して新たな案件を獲得していくという、彼女ならではの攻めの戦略でしょう」(前出・スポーツ紙記者)

 迷った時は「ワクワクする方を選ぶ」という彼女が、フリーのテニスプレイヤーとしてどのような新境地を切り拓くのか。その逞しき挑戦から目が離せない。