仙台駅前の街並み

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18日、宮城県仙台市で今年11月6~8日に同市で開催されるゲームアプリ「ポケモンGO」のイベントと東北大学のAO入試の日程が重なり、ホテルなどの宿泊先が不足していることがわかった。

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郡和子仙台市長は同日に行われた定例記者会見にて「本市における宿泊先の確保が困難な状況となり、受験生にご心配をおかけしている状況」と発表し、仙台市内約200の宿泊施設に対してキャンセルされた部屋の情報を提供するよう依頼しているという。

「ポケモンGO」は2026年現在、400万人以上のアクティブユーザーが存在するとされており日本だけでなく世界にも多くのファンが存在する。特に東京で今年5月29日から4日間にわたって開催されたイベントでは世界各国から約11万5000人の「ポケモンGO」ファンが集まったことが話題となった。

そのような状況だけに、仙台市の宿泊先不足は深刻であり東北大学を目指す受験生は勉強に加え、宿泊先の確保にも全力を投じなければならない。

だが、仙台市といえば人口100万人を超える東北地方最大の政令指定都市かつ仙台城跡など観光地に恵まれた地域である。宿泊先不足とは無縁の地域と思いがちだが、実は仙台市は数年前から「慢性的なホテル不足」に悩んでいるという。

宮城県が公開した資料によると、観光地への集客はここ数年、さほど大きな変化はないものの、県内のホテルや宿泊施設は平成25年(2013年)度には831件が運営していたが、令和5年(2023年)度には、18%減の685件まで減少していることがわかった。

宿泊施設が減少した理由としては、「仙台などを訪れる観光客の9割超が日帰り客であり宿泊客が少ない」「仙台の観光には繁閑期がある」「観光客の移動手段は自動車が約8割を占める」などが挙げられており、つまり、仙台は東京などからのアクセスがしやすいためほとんどの観光客は日帰り旅行を選択してしまい宿泊する客層はかなり限られているという。

今回、バッティングしてしまった「ポケモンGO」と東北大学の入試だが、解消するには「あえて日帰り」という選択肢もありかもしれない。