<卓球>中国男子、31年ぶりの「異常事態」=アジア大会に懸念―中国メディア
中国メディアの新民週刊は18日、「卓球中国男子、危ういのか?」との記事を掲載した。
記事は、国際卓球連盟(ITTF)が発表した最新の世界ランキングで、女子シングルスでは中国選手がトップ5のうち4人を占めるなど圧倒的な強さを見せているのに対し、男子シングルスでトップ5に入ったのは1位の王楚欽(ワン・チューチン)だけだと紹介。この「異例の状況」は今年4月以降続いているとし、「トップ5に中国選手1人と言う状況は23年前の2003年9月までさかのぼる」と説明した。
一方、「当時の状況は現在と同じではない。当時は王励勤(ワン・リーチン)が6位、孔令輝(コン・リンフイ)が7位、王皓(ワン・ハオ)が8位に入っており、トップ10で見れば4人が入っていた」としつつ、現在はトップ10に王と6位の林詩棟(リン・シードン)の2人しか入っていないことに触れ、「このような状況は1995年以来となる」と驚きをもって伝えた。
そして、「もちろん、世界ランキングが選手の実力のすべてを示すわけではない。それでも、ランキングは選手がある時期にどのような競技状態にあるのかを反映する指標ではある」と指摘。先日のヨーロッパスマッシュでは中国男子は6選手が出場したものの、全員がベスト16までに敗退したことに触れた。
また、同大会では19歳の温瑞博(ウェン・ルイボー)、21歳の陳垣宇(チェン・ユエンユー)、23歳の向鵬(シアン・ポン)ら若手選手が出場していたことを挙げ、いずれも国際大会での経験・実績が不足しているとの見方を示した。
記事は、9月に名古屋でアジア大会が開幕することから、若手を含む中国男子の層の薄さを懸念する声が上がっていると言及。「日本や韓国の選手からの追い上げを受ける中、プレッシャーを跳ね返して再び頂点に立つことができるかが注目」としつつ、「若手選手の現状を見る限り、ファンが不安を感じるのも無理はない」と述べた。(翻訳・編集/北田)

