【バスケ男子】八村塁、別格の両軍最多22得点「皆さんの前でプレーすることが凄いうれしい」
◇バスケットボール男子国際強化試合 日本88ー68韓国(2026年8月15日 東京・有明アリーナ)
27日から始まるW杯アジア2次予選に向けて行われ、世界ランキング22位の日本は同57位の韓国に88―68で圧勝した。NBAクリッパーズの八村塁(28)が日本協会との確執を経て24年パリ五輪以来2年ぶりに代表戦復帰。先発で起用され、23分40秒で両チーム最多22得点で圧倒的な存在感を発揮した。河村勇輝(25)もパリ五輪以来の出場で12得点6アシストをマークした。16日も韓国と対戦する。
開始直後のファーストシュートで、2年の空白を埋めた。ボールを受けた八村は迷わずミドルを選択。チーム最初の得点で波に乗ると、直後には3点シュート2本を沈めた。24年7月30日のパリ五輪1次リーグ・フランス戦以来746日ぶりの代表戦で、終わってみれば22得点を量産。「皆さんの前でプレーすることが凄いうれしい。アグレッシブにプレーで引っ張っていこうと思っていた。出だしからできて良かった」と振り返った。
まだ合流初期段階のためプレー強度は改善の余地があるが、ゴール下で受ければ圧倒的なフィジカルで君臨。相手のファウルを誘発し、フリースロー5本を当たり前のように沈めた。3点シュートも6本中3本成功。23分40秒のプレー時間で22得点。チームも7月のW杯予選で79―81と惜敗した韓国を圧倒した。八村は「短い時間でチームをつくって勝っていくのは慣れている」とし「(加わったことで)プラスのパワーが出せたんじゃないか」と別格の働きだった。
強化方針などを巡って日本協会との確執を経て、時計の針が再び動き始めた。「僕もベテランの域に入り、若手に教えながら日本のバスケを強くするのも責任」。コートに立つ意味合いが重くなったことも理解している。その中でW杯アジア2次予選が27日の敵地サウジアラビア戦から始まる。「次のW杯、ロサンゼルス五輪に向けて大切な2戦。日本一丸となって戦っていきたい」。今が日本バスケ界の黄金時代。その象徴が帰還を果たし、また一つギアが上がった。

