クロアチア・オミシュ周辺で発生した山火事=14日(AP=共同)

 【ロンドン、ベルリン共同】クロアチア南部の観光地オミシュ周辺で山火事が発生し、ロイター通信は14日、現地保健当局の情報として40人が負傷したと報じた。英中部でも複数の火災があり、英メディアによると54人が救急隊員の手当てを受け、うち19人が病院に搬送された。

 ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州では森林火災が拡大し、地元当局は14日、近くの集落の約1800人を避難させた。報道によると、炎は住宅地まで約200メートルに迫った。

 クロアチアのオミシュ周辺では約1200人が避難した。強風にあおられ火が住宅に燃え移ったが、14日朝までに勢いは落ち着いた。英中部ではバーミンガムやその近郊で住宅や草原が焼けた。

 ドイツの火災はベルギーとの国境近くのヒュルトゲンの森で発生した。森は第2次大戦中の1944〜45年にナチス・ドイツ軍と米軍が激戦を繰り広げたことで知られる。今も当時の弾薬が大量に残っており、地元当局は消火活動の妨げになっているとしている。