レースが始まろうとした、その矢先──。3台のマシンが交錯し、1台が宙を舞う大クラッシュが発生。日本屈指の人気を誇るレースで捉えた衝撃光景の舞台裏に迫った。

【映像】ホンダ、宙を舞う衝撃光景(実際の様子)

 マレーシアで行われる予定だった第3戦が中止となり、約3カ月ぶりの開催となったスーパーGT 2026年シーズン第4戦決勝。スタート直前に降り始めた雨の影響で、レースはセーフティカー先導のちにスタートとなった。

 セーフティカーがピットに戻り迎えた5周目。いざレースが始まろうとしていた、その瞬間、TRS IMPUL with SDG(#12 Z)とMOTUL Niterra(#23 Z)、イゴール・オオムラ・フラガがハンドルを握るModulo(#64 HRC PRELUDE-GT)の3台のマシンが接触。64号車が宙に舞う大クラッシュが発生した。

「(12号車は)その前に抜いちゃいけないんで」坂東監督が指摘

 このアクシデントで12号車には「他車への接触」で罰金20万円に加えてペナルティストップ90秒、さらに「SCリスタート時の追い越し」でドライブスルーペナルティが科された。

 幸いにもフラガの無事は確認され、その後、救急車でメディカルセンターに搬送されたものの、大きな怪我はなく、精密検査でも問題は見つからなかったことが報告されている。

 ゲストとして番組に登場していたTGR TEAM WedsSport BANDOHの坂東正敬監督は「12号車がスタートの時に23号車に当たってしまって、23号車が64号車に当たってしまったんです。タイヤの温まり方が(車両により)みんな違うので、加速がちょっと違うんですよ。イゴールさんは、(スタートが)ちょっと遅かったのもあるんですけど、(12号車は)その前に抜いちゃいけないんで。それで当たってしまった」と玉突き事故の背景を解説した。(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)