KNB北日本放送

写真拡大

富山県の代表的なコメの早生品種「てんたかく」の収穫が始まっています。暑さに強いとされる「てんたかく」、今年は春から続く高温の影響で例年より収穫が早まっています。

散居村が広がる砺波平野。砺波市の林中部営農組合は水稲作付けの2割あまりを占める23ヘクタールの田んぼで「てんたかく」を栽培していて、先週7日から収穫を始めました。例年より10日ほど早い収獲です。今年は5月から晴れて気温が高い日が多く、さらに夏の暑さも重なってイネの成長が進んでいて、県は胴割米の防止などに向けて早めの刈り取りを呼びかけています。その出来は…。

林中部営農組合 戸田俊昭組合長
「暑い日が続くので段々コメ作りが難しくなっていますけども、そんなに悪くはないんじゃないかな」

質、量ともに平年並みか、それ以上を期待しています。

一方主力のコシヒカリも、今年は収穫を今月末ごろに早める可能性があります。
実りに欠かせないのが日差しと水ですが、砺波市は上流の水不足から取水が制限されている庄川水系です。

林中部営農組合 戸田俊昭組合長
「今のところ大丈夫ですが、これ以上水が少なくなると心配ですね」

もうひとつ気がかりなのは、コメの価格。去年高騰した反動で、今年は安くなると言われています。

林中部営農組合 戸田俊昭組合長
「ある程度の米価は確保していただきたいなと」
「来年もまた農業ができるように、コメ作りができるように、生産者のことも考えていただきたいなと思います」

こちらの営農組合では、てんたかくの収獲は今月14日ごろまで続くということです。