《光の角度が変わると「蝶」が現われて…》愛子さまが伊勢神宮参拝で着用した柔らかな光沢を放つ「白のロングドレス」に込められた思い 天皇と雅子さまの「蝶の思い出」を想起させる装い
天皇皇后の長女・愛子さまは8月2日、三重県の伊勢神宮を参拝した。伊勢神宮では2033年の式年遷宮に向けた諸行事が進められており、愛子さまは外宮、内宮の順に参拝。伊勢神宮を訪問するのは2024年以来、約2年ぶりとなった。
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この日、愛子さまが着用したのは白のローブモンタントだった。皇室ファッションに詳しいファッションライターはこう解説する。
「ローブモンタントは、ロング丈で肌の露出を控えた女性の昼の最礼装です。主に昼間の公式行事や式典で着用され、これまでも女性皇族が伊勢神宮を参拝される際に用いられてきました。
愛子さまは、ネックレス・イヤリング・ブローチをすべてパールで統一されており、白のローブモンタントと相まって、柔らかな光沢を放つ気品ある装いとなっていました」
雅子さまの髪に一匹の蝶が…
SNSでは、このローブモンタントに施された「ある仕掛け」にも注目が集まった。一見すると白一色のシンプルなドレスだが、光の当たり方によって、生地に織り込まれた蝶の模様が浮かび上がるのだ。前出のファッションライターが続ける。
「今回のローブモンタントは、無地の白に見えますが、日陰に入るなど光の当たり方によって蝶の模様がふわりと現われる、非常に繊細な織り柄が施されていました。
蝶は幼虫からさなぎ、そして美しい成虫へと姿を変えることから、その変化の過程が人生の歩みと重ねられ、古くから健やかな成長の象徴として親しまれてきました。また、天高く舞う姿には運気の上昇や長寿といった意味も込められ、縁起の良い模様として着物や工芸品にも広く用いられています。成年皇族として歩みを進められる愛子さまのお立場とも重なる模様だったのではないでしょうか」
「蝶」と聞いて思い起こされるのは、天皇皇后の若き日の思い出のワンシーンだという。皇室担当記者が振り返る。
「1998年8月、当時皇太子だった天皇陛下と雅子さまが石川県の昆虫館を訪問された際、雅子さまの髪に一匹の蝶が舞い降りました。その姿をご覧になった陛下が思わず満面の笑みを浮かべられた様子は、大きな話題となりました。お二人の自然な表情が印象的で、今なお語り継がれる心温まる場面です」
蝶のローブモンタントは、成年皇族として歩みを重ねる愛子さまを象徴すると同時に、天皇皇后にとって忘れがたい「蝶の思い出」を呼び起こす装いでもあった。
