スポニチ

写真拡大

 大相撲夏巡業が2日、岐阜市で開幕し、熊本県で最大震度7を観測した7月28日の発生時、実家がある宇土市で被災した小結・義ノ富士(25=伊勢ケ浜部屋)が被災状況を語った。

 父で元競輪選手の草野信一さんが、隣接する宇城市で営む「焼肉草野」共々、大きな被害があったとし「死ぬかと思いました。突き上げるような縦揺れで久々にビビりました。実家は電気、水が止まった。壁にヒビが入って窓が取れ、はめられなくなった。トイレのタンクも飛んだ。半壊かな。墓石も倒れた。店も当分できない」と語った。

 義ノ富士は復旧作業を手伝った後、巡業参加のため1日に岐阜入りした。「みんなから(活躍で)元気づけてと言われる。それしかできない。でも電気が通ってなければテレビを見てもらえない。どうすればいいのか…」。岐阜入りした1日は「ホテル部屋で久々に安眠できました」。努めて明るく振り返ったが、状況の困難さがうかがい知れた。