ABS秋田放送

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28日、熊本県で発生した大地震を受け、県は災害連絡室を設置して情報収集にあたるとともに、支援要請があった場合は速やかに対応できるよう準備を進めています。

県内で開催されている全国高校総合文化祭=総文祭には熊本県の高校生も参加していて、実行委員会が影響を調べています。

今月26日に開幕した総文祭。

実行委員会の事務局によりますと、熊本県からは367人の生徒の参加申し込みがありました。

28日に発生した大地震を受け、事務局では生徒や学校関係者への影響を調べるとともに、精神的なケアが必要な場合は連絡するようそれぞれの部門の担当者に呼びかけています。

事務局によりますと、今のところ地震の影響で参加を辞退した生徒はいません。

総文祭のプログラムも予定通り行われていて、29日は大館市で、小倉百人一首かるた部門の競技が始まりました。

各都道府県の選抜チームとして、全国から集まった約400人が“日本一”を争います。

地震があった熊本県からも8人の生徒が出場しました。

引率した教員によりますと、ふるさとを襲った大地震に生徒たちはショックを受け、心配そうな様子だったといいます。

28日のうちにメンバー全員の家族の無事がわかり、落ち着きを取り戻しました。

29日も試合に集中できているということで、熊本県チームは1試合目を勝利するなど、日ごろの練習の成果を発揮できているようでした。

‟畳の上の格闘技”とも呼ばれる、競技かるた。

秋田からは、地元の大館鳳鳴高校と秋田北高校の生徒が全国の強豪たちに挑みます。

競技かるたは、記憶力、判断力、そして、瞬発力を極限まで高めて競い合います。

上の句が読まれるまでの静かな「間」から、「読み」と同時に、一斉に「動」へと変化。

選手は「音」や「動き」に敏感になっているため、会場では観客も音を立ててはいけません。

応援の生徒や保護者、それに先生たちは、固唾をのんで行方を見守りました。

大館鳳鳴 小笠原惇泰さん(秋田チーム主将)
「やっぱり地元だから勝ちたいという気持ちがすごく強くて、いつも以上に緊張したんですけど、いつも以上の実力を発揮して戦うことができたと思います」「自分が苦しかったときに1枚取れればというところを、周りの声とかやっぱり見てくれる人に知り合いがいるっていうのもあるんで、そこがすごい支えになって1枚と取り切れたと思います」

小倉百人一首かるた部門は30日、決勝トーナメントが行われ、“日本一”が決まります。

※7月29日午後6時15分のABS news every.でお伝えします