学習カウンセラーとして多くの保護者の悩みに寄り添ってきた勉強Dr.ノリこと高松範行氏が、YouTubeチャンネル「勉強Dr.ノリ先生」にて、「成績には出ない伸びる子の裏側4選」を公開した。指導歴25年、3000時間以上の保護者面談を行ってきた高松氏は、テストの点数には表れない「子どもが伸びる前のサイン」について解説している。

子育てに熱心な親ほど、成績表を見て「受験は間に合うのか」と不安になりがちだ。しかし高松氏は、「成績は実は、子どもの成長をそこまで的確に表しているものではない」と指摘。点数に反映される前の「過渡期の状態」に表れる4つの成長サインを紹介した。

1つ目のサインは「間違いを嫌がる」ことだ。解けないことにイライラしたり不機嫌になったりするのは、勉強への関心が高まり、自らの間違いを気にし始めた証拠である。「どこで間違ったのか一緒に見てみよう」と声をかけることで、成績アップへと導くことができるという。

2つ目のサインは「質問が具体的になる」こと。「全部わからない」から「ここがわからない」へ変化するのは、自らの課題を明確に把握し始めた重要な兆しであると語る。

3つ目のサインは「勉強後に疲れている」こと。答えを写すだけの作業とは異なり、理由を考えながら理解しようとする質の高い勉強は頭を激しく消耗する。そのため、「疲れるほど頭使ったんやな」と努力を認める声かけが効果的だという。

4つ目のサインは「できない理由を言葉にする」こと。「計算はできるけど文章題になると手が止まる」といった言い訳に聞こえる発言も、自身の現状を客観的に把握し「解決したい」と願っているからこその第一歩だと解説した。

これらのサインは、単にテストの点数だけを見ていると見逃してしまいがちである。高松氏は、成績やテストの点数だけに惑わされず、子どもの「成長の兆し」を見逃さずに見守ってほしいと話した。