W杯日本、伝説ジーコがブラジルに警告 完敗、20年前とは“違う”「大きな課題だった。今は…」
FIFA公式サイトのインタビューに答える
サッカー北中米ワールドカップ(W杯)の1次リーグF組最終戦が25日(日本時間26日)に行われ、日本はスウェーデンと米テキサス州ダラスで対戦し、1-1で引き分けた。同組2位で決勝トーナメント(T)進出を決め、29日(同30日)の決勝T1回戦でブラジルと対戦する。かつて日本代表を率いたブラジルサッカーの伝説の一人、ジーコ氏が、この一戦に向けて言及した。
国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトは「ジーコがブラジルに警告『日本は準備できている』」という見出しでインタビュー記事を掲載した。同氏は「私はブラジルを応援するよ」と話し始めるも、「もし日本が勝つなら、それはそれで構わない。分かっているのは、これが素晴らしい試合になるということだ。日本は正確なサッカーをするからね」とした。
ブラジルとの対戦は2006年大会のグループリーグ以来。当時はジーコ氏が日本の指揮官で1-4で敗れた。「もちろん、感情的になったよ。試合前、学校で習ったように私はブラジルの国歌を歌うよと選手たちには伝えていたんだ。でも、最初のボールが蹴られた瞬間から、私は完全に日本側についていた」と当時を振り返った。
日本は1998年の初出場から発展しているとし、「現在の日本はより競争力のあるレベルにある。ブラジルや南米の選手がそうしてきたように、日本の選手もヨーロッパに渡っている」と語り、長友佑都については「彼はチームリーダー、経験豊かな存在としてそこにいる意味合いが強い。5回目の出場だからね」と名指しで注目した。
近年の日本の戦い方には敬意を表し、「誰が相手でも立ち向かう準備ができている。ここ数年、彼らはブラジル、ドイツ、スペイン、イングランドを倒してきた。何が起きても対応する準備が本当にできているんだ」とした。さらに「チームは戦術的にも向上したが、日本にとって常に大きな課題だったのは心理面だった。今では逆境への対処法を心得ており、ビハインドの場面でも対応することができる」と進化を語った。
2006年大会のブラジル戦では先制点を奪うも、前半アディショナルタイムに追いつかれ、後半は3失点を喫した。「今のチームにはもっと経験があるから、ボールを保持してそのまま前半を終わらせることができるだろう。あの頃の彼らにはそれができなかったんだ」と当時と今を比較。「リードした状態で後半を迎えられていたら、状況は違っていたかもしれない」と続けていた。
(THE ANSWER編集部)
