西村優菜は一時帰国でシャフト調整 R→Sへ「トレーニングを頑張った成果」
大会終了後は日本に帰国し、1週間のオープンウィークを過ごした。「クラブ調整も含めてしっかりできたので、いい時間を過ごしてこっちに来られています」と充実の表情。調整したのはアイアンのシャフトで、「しっかり振れるようになってきたので、左に行かないようにするために」と、フジクラ『MCI』の硬さをRからSに変更した。練習と試合では振るスピードに多少の差があることも考え、「まだ様子見のところはある」と今週は試す段階。早速、練習ラウンドで打ってみると、「ヘッドが変わったわけではないので、感覚的には大きく変わらない。振っている感じはすごく良かった」と好感触を得ている。このシャフト変更は、西村にとって成長を実感させるものでもある。「硬いシャフトにできたのは、トレーナーさんをつけてトレーニングを頑張った成果だと思います」。昨年から1年間、オーストラリア人のトレーナーと体作りに励んできた。以前は重いウエイトでのトレーニングが少なかったが、「体を強くしたい」とケガを防ぐ効果も求めて、行っている。オフの期間中はトレーナーが里帰りしていたが、作成されたプログラムに取り組み、リモートで話し合いをしながら実践。体に起きる変化から序盤は思うようなスイングができずに苦労したが、徐々にかみ合ってきている。昨年はポイントランキング115位で、米参戦初年度の2023年から2年間守ってきたシード権を失った。Qシリーズ(米最終予選)を24位で突破し、限定的な出場権『カテゴリー15』で戦っている。リシャッフル(出場優先順位の見直し)突破を見据えるが、戦うスタイルは変わらない。「新しいテーマというより、去年からやり続けている、1個、1個にフォーカスすること。前半戦しかないので、結果を出したい中で、どうやってそれを区切って考えられるかだと思っている。中学生の時にそれがうまくできていたので、引き続き、それをテーマにしています」試合中は欲や結果を追いすぎることもあるが、「そう考えるとプレッシャーになったり、体がうまく動かなくなることもあります。今やっているスイングや体の動きにしっかりフォーカスしたい」と、自身のパフォーマンスを発揮するために大事なことだけに意識を集中して挑んでいく。(文・高木彩音)
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