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 ◇オープン戦 楽天0―4中日(2026年3月15日 バンテリンD)

 楽天のドラフト6位・九谷瑠投手(26=王子)が、自ら「第2のふるさと」という名古屋で好投を披露した。

 7回に登板し、先頭の山本をプロ入り後最速の149キロ直球で見逃し三振に仕留めるなど3者凡退。「投げるのを楽しみにしていたし、なおかつゼロで抑えられて良かった」と喜んだ。

 大阪大谷大を卒業後、名古屋名物の味噌かつ店「矢場とん」に入社。25年に王子に移籍するまでの3年間、ホール店員などのかたわらクラブチーム「矢場とんブースターズ」でプレーを続けた。

 24年にはバンテリンドームで開催された「矢場とんデー」で始球式を行い138キロを計測。今度はプロとして同じ球場のマウンドに上がった。

 そんな九谷は昨年王子に移籍し、9月の都市対抗野球で優勝。自身は3勝を挙げて最優秀選手に相当する「橋戸賞」に輝き、その右腕でプロへの道を切り開いた。

 今回の名古屋遠征では、矢場とんからは「ひれかつサンド」を差し入れてもらったという。26歳のオールドルーキーは「まだまだアピールしないといけない立場。5月にまたバンテリンで(交流戦が)あるので、その時にまた投げられるよう頑張りたい」。

 「矢場とんパワー」で開幕1軍の座をつかみとる。