箱根でワッと盛り上がった長距離人気の火種を絶やすのはもったいない【青学大・原晋監督「マンスリー大作戦」】#13
【青学大・原晋監督「マンスリー大作戦」】#13
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このところの寒暖差に悩まされている読者の皆さま、少なからずいらっしゃると思います。仕事の合間に休養、きちんとした食事、そして夜には睡眠をしっかりとりましょう。あと花粉症! 私も30年来の花粉症持ちなんですよ。特に3月半ば過ぎから飛散するヒノキ花粉に手を焼き、戦々恐々としているところです。外出時はマスクを忘れずに帰宅後は手洗い、うがい、洗顔などを励行して症状を少しでも抑え、一日を元気に過ごせるように頑張りましょう!
年明けの箱根駅伝を3年連続9度目の優勝で飾らせていただき、それから2カ月ほど経過しましたが、とても感慨深い日々を過ごしています。
例年だと箱根駅伝が終わった後、どうしても野球やサッカー人気に押され、マラソンや駅伝の話題は減ってしまいます。
今年は違いました。手前みそながら「5区・黒田朝日の快走」「2度目の3連覇」を達成した青学大の頑張りも大きかったとは思いますが、箱根以降も陸上・長距離の話題が多く聞かれました。
2月1日の別大マラソンでは、青学大OBの吉田祐也(GMOインターネットグループ)と黒田朝日が日本人トップを争ったことが大きな注目を集め、その熱量は8日の宮古島大学駅伝、15日の青梅マラソン、高知龍馬マラソン、22日の岡山・そうじゃ吉備路マラソンにも継続して寄せられました。
メディアや陸上ファンの皆さまには長距離をずっと追い掛けていただき、本当に感謝のひと言に尽きます。
2004年に青学大を率いるようになり、いつも「箱根でワッと盛り上がった長距離人気の火種を絶やすのはもったいない」「いつの日かマラソン・駅伝が日常的に注目される時代が到来してほしい」と夢想していました。
そのために「箱根駅伝を制する」ことを最優先に掲げつつ、メディアに積極的に登場してマラソン・駅伝の魅力を発信したり、「出過ぎた杭は打たれない」をモットーに陸上界の改革に向けて大胆な提言をさせていただいたり、時にテレビの情報番組でおどけて笑いをとってみたり、自分にできることを出し惜しみせずにやってきました。
■V10で青山キャンパスを発着点としたパレード
1月25日、神奈川・相模原キャンパス近くの淵野辺駅で優勝パレードが行われました。大型のオープンバスに乗って約300メートル、沿道の約3万人の皆さまに手を振らせていただきました。選手たちの名前が書かれた手作りの応援うちわもたくさん見かけました。「原監督、お疲れさまでした」という声も多かったように思います(笑)。
箱根駅伝の優勝が10回になった時には東京・渋谷の青山キャンパスを発着点としたパレードもやってみたいですね。我が青学大は、来年も輝きながら勝ちます! 勝ちます! 勝ちますよぉ〜!
(取材・構成=絹見誠司/日刊ゲンダイ)
(原晋/青山学院大学陸上部監督)
