[3.1 プレミアリーグ第28節 アーセナル 2-1 チェルシー]

 プレミアリーグは1日、各地で第28節を開催。アーセナルとチェルシーの“ビッグロンドン・ダービー”は2-1でホームのアーセナルが勝利した。

 プレミア屈指のビッグダービーマッチ。ホームのアーセナルはスパーズを4発粉砕した第27節と同じスターティングイレブン。一方のチェルシーはDFウェスレイ・フォファナが出場停止、DFマルク・ククレジャがケガで不在とDF陣にやや不安を抱える。

 前半はチェルシーがボールを保持し、アーセナルがハイプレスでボールを奪いにいく構図。チェルシーはGKロベルト・サンチェスがビルドアップに積極的に関わるところを激しいチェイシングでアーセナルが狙い、何度かチャンスを作る。

 試合が動いたのは前半21分、FWブカヨ・サカのコーナーキックをファーサイドでDFガブリエル・マガリャンイスが圧倒的な強さと高さで折り返し、最後はDFウィリアン・サリバ。ヘディングで押し込み1-0。センターバック2人でチェルシーの牙城を崩す。

 チェルシーは前半45分のコーナーキック。DFリース・ジェームズが蹴ったボールがMFデクラン・ライスの肩付近に当たり、枠に飛ぶ。しかしこれはGKダビド・ラヤが超絶反応でビッグセーブ。ライスのプレーはハンドにはならず。

 その直後のコーナーキック、再びリース・ジェームズのボール。カーブのかかったハイクオリティなボールが入り、ニアでアーセナルDFピエロ・インカピエが触るもクリアし切れずそのままゴールへ。前半アディショナルタイム2分、オウンゴールでチェルシーが同点とする。

 1-1のまま後半に入り、後半8分のチェルシー。またもやコーナーキックのキッカーはリース・ジェームズ。DFトレボ・チャロバーがニアで逸らし、FWジョアン・ペドロのヘッド。上手く合わせるもボールはゴール真ん中に。これもラヤが横っ跳びでキャッチ。逆転は許さない。

 すると後半21分に今度はアーセナルのコーナーキック。ライスのボールに中央で合わせたのはDFユリエン・ティンバー。2-1と逆転に成功する。

 直後の後半25分、チェルシーに大打撃。FWペドロ・ネトが途中出場のFWガブリエル・マルティネッリのカウンター阻止の際に軽率なスライディングタックル。よって2枚目のイエローカードが提示され退場。ネトは抗議で警告を1枚貰ったばかりだったが、冷静さを欠くプレー判断。チェルシーは数的不利を余儀なくされる。

 後半35分には途中出場のFWカイ・ハバーツ、サカと繋いでショートカウンター。最後はMFエベレチ・エゼが左足を振り抜くも、サンチェスが右手一本でビッグセーブ。

 アディショナルタイムに入ると1人少ないチェルシーが猛攻を仕掛ける。後半45+3分に左サイドに開いた途中出場FWアレハンドロ・ガルナチョがクロスを上げると中で誰も触れず、そのままボールはゴールに向かう。しかしラヤが左手で掻き出し、ノーゴール。

 後半45+5分にはMFモイセス・カイセドの中央からのクロスをゴール前で途中出場DFトシン・アダラバイヨが競り、抜け出したジョアン・ペドロがヘディングでトラップからのバイシクルでゴールに迫るも再びラヤがセーブ。途中出場FWリアム・デラップが詰めて、ネットを揺らすもジョアン・ペドロがオフサイド。

 チェルシーの反撃もここまで。アーセナルが2-1で逃げ切り、1試合消化が多いも勝ち点を64まで積み上げ首位キープ。猛追する2位マンチェスター・シティとの差は5ポイント。ここからの優勝争いは目が離せない。