お得意の”頬に指当て”ポーズで帰国…フィギュア中井亜美選手ら「メダリストたち歓喜の帰国姿」写真

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「かわいい〜!」

彼女たちが姿を見せると、出迎えたファンからは、大歓声とともに「おかえりなさ〜い!」「お疲れ様〜!」「おめでとう!」といったさまざまな声が飛び交った──。

2月24日、ミラノ・コルティナオリンピックの日本選手団が、帰国。成田空港の到着ロビーには、約400人のファンが集まっていた。空港の電光掲示板には、「おかえりなさい 感動をありがとう!」の文字が浮かび、「感動をありがとう」と書かれた横断幕も。

「選手たちを乗せたチャーター便は、予定時間よりも2時間ほど遅れて到着しました。その間、ロビーに集まった人たちのボルテージはどんどん高まっていましたね。大きな荷物を載せたカートを押すジャージ姿の選手たちが姿を現すと、悲鳴に近い大歓声が湧き起こりました」(ファンの一人)

空港職員に続き、最初に姿を見せたのは、今大会6個のメダルを獲得したフィギュアスケーターチームだった。まず最初に、ペアで日本勢初の金メダルを獲得した「りくりゅう」こと、三浦璃来(24)と木原龍一(33)。首から金メダルをかけた2人は、この大歓迎を予想していたのか、さほど驚く様子も見せずにお互いの目線を合わせた後、ファンに向かって手を振る。

その後、伊東秀仁団長、原田雅彦副団長などに続き、銀メダルを獲得した坂本花織(25)が姿を見せると、ファンのボルテージはさらに上昇。ファンに向かって、坂本が愛嬌たっぷりの満面の笑みで手を振ると、冒頭のような大声援が飛び交った。

そして、銅メダルを獲得した中井亜美(17)が姿を見せると、「かわいい〜!」の声援が飛んだ。中井はフリーの演技終了直後に行って話題になった頬に人差し指を立てるポーズで、ファンの期待にしっかり応えていた。

「たった一つのミスで銀メダルに」

その後、都内のホテルに移動して、メダリストを対象に行われた帰国会見では、最初に原田副団長が、

「アスリート代表として一言いいですか? うらやましい〜。いいな〜」

と挨拶。三浦は、

「個人戦のショートプログラムで大きなミスがあったんですけど、本当に自分たちが積んできた練習を信じて取り組むことができました。本当にいつも応援ありがとうございました」

と緊張の面持ちで挨拶。坂本は、

「個人戦ではたった一つのミスで銀メダルになってしまったんですけども、それでも、たくさんの方が応援してくださったおかげで、本当に後押ししてもらったおかげで、あのような演技ができたと思います」

と、こちらもいつもの坂本とは違った硬い表情で挨拶をした。

銅メダルの中井が挨拶する直前には、司会者が名前を「ひらい」と呼び間違えるハプニングもあったが、中井はニッコリと愛らしい表情を浮かべ、

「今こうやってメダルをかけられていることを、本当にうれしく思います。今、この場に立てているのは皆さんのおかげだと思っています。4年後もこの場に出場できるように頑張ります。ありがとうございました」

と、現役高校生らしく、しっかりと丁寧に発言していた。

取材の最後を締めるように言われ、マイクを渡された坂本は、

「全員が同じ方向を向いて、同じ目標に向かって進んでいけたことが、一番まとまった要因かなと。一人でも『これくらいでいいや』とか思っちゃうと、どうしても団結力って下がっちゃうと思うんですけど、全員が一番いい色を目指してっていう気持ちで挑んだのが一番大きかったと思いますし、その気持ちが個人戦に向けても続いていたと思うので、それがチームジャパンの団結力というのに、つながったんじゃないかって思います」

と、最後までチームジャパンのリーダーとしてのコメントに終始した。坂本は今大会をもって引退となったが、3月24日からは、プラハ(チェコ)で『ISU世界フィギュア選手権2026』が行われる。

りくりゅうや中井に続く、新たなヒーロー・ヒロインの誕生にも期待したい。