会社社長・自治体首長になりすまし入金指示!?ワルモンに学ぶ詐欺の手口
詐欺の手口は電話でのなりすましに留まらず、手段やターゲットを変えながら巧妙化しています。今回紹介するのは年末から増え始めたメール詐欺です。会社の社長などになりすまし、組織の資金をだまし取るものです。
今回も熊本県警のマスコットキャラクターワルモンから巧妙な詐欺の手口を聞き出します。
(永島由菜キャスター)
やっとお昼の時間だ~ワルモン!お昼食べよ~!なにしているの?
(永島キャスター)
ワルモンが社長?どういうこと!?
会社の社長を名乗ってお金をだまし取る手口。…その名も?「ビジネスメール詐欺!」
熊本県内でもこんな事例があります。ある日、会社の社長から社員宛にこんなメールが…。
(ニセ社長)
今後の業務プロジェクトに対応するため、SNSでグループチャットを作成するようお願いします。
社長からの指示だと信じた社員。指示通りにグループチャットを作成し、そのQRコードをメールで返信しました。すると、グループチャットで社長からこんなメッセージが…。
(ニセ社長)
××会社に入金する必要があるので、下記の口座に●●●万円を振り込んでください。
こうして、会社の資金をだまし取られてしまったといいます。「ビジネスメール詐欺」は去年の年末から全国的に増えはじめた新しい手口で、熊本でも警察への相談が相次いでいます。街中でもこんな声が…。
■街の人
「実際(詐欺メールが)来たら、面識は絶対あるんで(メールを)送ると思う」
「お客様のところでもあったし、 うちの会社にも(詐欺メールが)きました。日頃出てこられない社長で強い社長だったらさっさとしないとと思ってやってしまうのかな」
会社社長のほかに、病院の病院長や、自治体の首長を名乗ったメールもあるといいます。
実はこのワルモンコーナーの専用メールアドレスにも「ビジネス詐欺メール」が届いたんです。ビジネス詐欺メールはインターネット上などで公開されているメールアドレスに届きやすいということです。
【スタジオ】
「ビジネスメール詐欺」にだまされないための注意点です。会社の社長など組織のトップから「SNSでグループを作ってほしい」とメールがきたら、まずはメールアドレスが正しいものか確認してください。
もしSNSでグループを作ってしまい、お金の話を持ちかけられた場合はチャットのメッセージをそのまま信用せず、社長などに直接確認してください。詐欺メールだと気づいた際は速やかに情報共有し、組織全体で防犯意識を高めましょう。
