病院に約2500万円支払い命令

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医師が「解雇されたのは不当」だと訴えた裁判で、熊本地裁は不当解雇と認め、病院側に約2500万円を支払うよう命じました。

訴えを起こしているのは、現在はくまもと県北病院となった公立玉名中央病院に勤務していた医師の和田孝浩さんです。訴状などによりますと和田さんは2023年、処方箋を偽造したとして諭旨解雇となりました。

裁判で和田さんは処方箋偽造を否定し、処方箋を偽造したとみられるほかの医師が戒告処分に留まっていたことから、解雇は不当だと訴えていました。

25日の判決で、熊本地裁の平井健一郎裁判長は「処方箋偽造をしていない」という和田さんの主張を退けた一方で、「原告だけに重大な処分を行うことは社会通念上相当とはいえない」と述べ、解雇は不当だったと認めました。そのうえで、病院側に解雇された後の未払い賃金約2500万円を支払うよう命じました。

■和田孝浩さん
「元々が泌尿器科医で、そういった仕事をすべきだと思っています。やはり患者さんのため、それ以外にないです」

KKTの取材に対しくまもと県北病院は「判決を見ていないのでコメントできない」と話しています。