2050年には人類の半分が近視に!? 目の酷使が引き起こす「近視パンデミック」の真実【1週間で勝手に目が良くなる体になるすごい方法】

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”近視パンデミック”と呼ばれるほど世界中で目が悪い人が増えている

現在、世界的に近視の人が激増しているのをご存じでしょうか。WHO(世界保健機関)では、2050年に世界人口の約半数にあたる約50億人が近視になるだろうと警鐘を鳴らしています。また、科学雑誌『Nature』の論文でも、2020年には世界人口の3分の1にあたる25億人が近視になると予想。ところが、2020年の実際の集計では近視人口が26億人に達し、驚くべきことに論文の予想を上回るペースで「目が悪い人」が増え続けています。まさに、現代は”近視パンデミック”と呼ぶにふさわしい状況なのです。

日本も例外ではなく、実はさらに深刻な状況です。特に子どもの近視が進み、視力が1.0未満の割合が小学生では3割以上、中学生では約6割、高校生では約7割。なんと成人するまでに8割近くが1.0未満の視力になることがわかっています。

この原因は一体何なのでしょうか。近視が増加する理由はさまざまですが、主に現代の生活習慣に隠されていると考えられます。なかでも、最も近視リスクを高めるのが「近業」と呼ばれる「近見作業」です。目から30センチ未満の近い距離にあるものを見ながら行う作業のこと。

例えば、パソコンでの仕事や、スマホでゲームをしたり動画を見たりすることが近業にあたります。近業のしすぎは目の酷使につながり、成長期の子どもだけでなく、大人の近視をも進行させる危険があるのです。

現代の生活が視力をおびやかす

パソコンやスマホを長時間近距離で見る、屋外活動の減少、偏った食生活など、現代人の生活スタイルが視力を低下させます。

・パソコン、スマホでの作業(仕事、勉強)の増加
・パソコン、スマホの長時間使用
・偏った食生活
・ストレス
・睡眠不足
・照明
・運動不足
・屋外活動の減少

世界人口の半数以上が近視になる時代がくる!?

WHO(世界保健機関)は2050年には世界人口の半数が近視になると警鐘を鳴らしており、実際に2020年には近視人口は26.2億人に。近視人口は予想以上に増え続けています。

世界の近視人口と現状予測

参考:Holden et al. Ophthalmology 2016; 123: 1036-42 をもとに作成

【出典】『1週間で勝手に目が良くなる体になるすごい方法』著:平賀広貴