鮮烈の10倍ズーム力!マダム御用達デジカメ「LUMIX TZ3」

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パナソニックが2007年3月上旬から発売する「LUMIX TZ3」は、強力ズームが売りのコンパクトデジカメだ。有効画素数720万、レンズは風景をダイナミックに切り取れる広角28mm対応(35mm版換算)、そして目玉である光学10倍ズーム搭載と、まさにどんな用途にも使える“万能カメラ”。カラーは、落ち着きのあるブルー・シルバー・ブラックの3種類。価格はオープンプライスだが、実勢価格は4万7,000円前後の見込みだ。

■頼れる厚みのしっかりボディ「TZ3」本体外観

TZ3の本体は、W105.0×H59.2×D36.7mm(突起部を除く)、重さは約257g(メモリーカード、バッテリー含む)。同時発表された薄型スリム機「FX30」に比べると、厚さはプラス14mm、重量は約100g重くなる。ややコンパクトさには欠けるかもしれないが、実は光学10倍ズームと28mm広角搭載機としては世界最小サイズ(※1)。前モデル「TZ1」よりも、奥行きをさらに約4mm薄くしての登場だ。
※1:2007年1月31日現在
写真:幅は約36.7mmとやや厚め

レンズは、スミからスミまで明るく写せる「ライカDC VARIO-ELMARレンズ」を採用。焦点距離は28〜280 mm相当(35mm版換算)で、最短撮影距離は広角端で50cmから、望遠端では2mから。マクロモードの広角端では、最短5cmの接写ができる。
また、記録できる画像のアスペクト比は、4:3(最大記録解像度:3,072×2,304ピクセル)、3:2(3,216×2,144)、16:9(3,328×1,872)の3種類だ。
写真:ライカDC VARIO-ELMARレンズを採用

モードダイヤルは、本体上面の中央に配置。右手で本体を握ったとき、ちょうど親指が届く位置にあり、モード変更も片手でラクラクだ。電源スイッチの上には専用の手ブレ補正ボタンがあり、利用するシーンに応じて「オフ」「モード1(常時手ブレ補正を行う)」「モード2(シャッターを押した瞬間だけ補正)」から選べるようになっている。
写真:ホールドしたまま操作できる上面ボタン類

背面のファンクションボタンを長押しすると、「クイック設定」画面が立ち上がる。メニュー画面から階層をたどらなくても、構図を確認したまま、記録画素数やISO感度、ホワイトバランスの変更ができる便利な機能だ。
写真:クイック設定画面

記録メディアは、内蔵メモリー(約12.7Mバイト)のほか、SDHCメモリーカード、SDメモリーカード、マルチメディアカード(静止画のみ対応)。バッテリーは専用のリチウムイオンバッテリーを使用し、充電時間は約120分。撮影可能枚数は約270枚(CIPA規格)だ。
写真:本体下部のカード&バッテリースロット

■見やすく賢い!3.0型の大型液晶

TZ3の背面液晶は、23万画素、3.0型と大きな低温ポリシリコンTFT液晶を用い、見やすさバツグン。しかも、液晶自体の機能も豊富だ。日中の撮影時など、液晶が見えにくいときに明るさをアップさせる「パワーLCD機能」、カメラを頭上に持ち上げて撮影するときに見やすい「ハイアングルモード」のほか、画像再生時には2枚同時表示もできる。それぞれ個別にページ送りができ、似た構図で何枚か撮影したときも、簡単に比較してベストの1枚を探すことが可能だ。
写真:写真2枚を同時表示して画像を比較できる

■一度ハマるとやめられない!魅力の広角撮り

TZ3のレンズは、広角28mm対応(35mm版換算)。広角レンズのメリットは、その画角の広さを活かして、遠近感を強調したダイナミックな写真が撮れることだ。

実際に、TZ3と他社製デジカメ(焦点距離35mm)で撮影した2枚の写真を見比べてみよう。少し見づらいかもしれないが、中央奥にある建物を見れば、奥行きの差がはっきり分かるだろう。好みもあるだろうし、一概に広角が優れているとは言えないが、パースの効いたメリハリのある写真が撮れるのはやはりTZ3の方だ。
写真:TZ3(焦点距離28mm)で撮影した写真
写真:他社製デジカメ(焦点距離35mm)で撮影した写真

■迫力の光学10倍ズーム

TZ3の最大の魅力はズーム力にある。光学10倍ズームに加え、LUMIX独自の「EX光学ズーム(※2)」を使用すれば、記録画素数を300万に設定した場合、劣化のない高画質で最大15倍まで被写体に寄ることができる。さらに4倍デジタルズームを加えれば、最大60倍までの拡大が可能。実際に撮影した写真を見てもらえば分かるが、はるか遠くにある東京タワーの展望台の中まで見ることができる。驚異のズームパワーだ。
※2:最大画像サイズで記録した写真から中心部を切り出して使うことでズーム効果を得るもの。
写真:標準倍率で撮影
写真:EX光学ズーム15倍で撮影
写真:最大60倍(EX光学ズーム+デジタル)で撮影

■手強い手ブレもトリプル補正でサポート

手持ち撮影の強敵、手ブレ対策には「光学式手ブレ補正」「高感度」「インテリジェントISO感度」の3種類を搭載する。ただし3つを同時に使用することはできない。組み合わせて使えるのは「光学式手ブレ補正+高感度」、「光学式手ブレ補正+インテリジェントISO感度」のように最大2つまでだ。
写真:高感度+手ブレ補正で撮影した写真
写真:インテリジェントISO感度+手ブレ補正で撮影した写真

インテリジェントISO感度は「動き認識」とも呼ばれ、カメラが被写体の動きと明るさを自動認識して最適な感度とシャッタースピードを調整してくれる優れものだ。モードダイヤルから設定できるので、子どもやペットなど、動きの予測できない被写体を素早く狙うときにぴったりの機能といえる。最高ISO感度も、画質を優先するか、手ブレを優先するかによって、400/800/1250の中から選べるのも嬉しい。

■実写撮影

写真:TZ3で撮影したサンプル写真(6点)
風景撮影1風景撮影2風景撮影3マクロ撮影4屋内撮影5風景撮影6(夕景を高感度で撮影)

■シーンを超えて大活躍!一家に一台欲しいデジカメ

広角レンズを活かしたダイナミックな写真に加え、光学10倍ズーム全景からアップまでどんなシーンも一台でお手のもの。今まで逃していたシャッターチャンスも、光学10倍ズームで確実に捉えられるのが魅力だろう。子どもの運動会や入学式といったイベント、旅行に普段使いまで幅広く活躍し、家族の記念をキレイに残したいと思う賢い“奥様”にまさに最適な一台だろう。

撮影して一番感じたネックは、カメラの機能ではなく、むしろ重さの方だ。さすがにこの大きさになると、カバンの中ではっきり自己主張してくる。カメラを意識せずに持ち歩くというのはちょっと難しいが、その分、薄型にない高機能を搭載しているのだと思えば、充分納得のいく大きさだといえる。家族みんなで一台のデジカメを共有して使うなら、どんなときでも期待以上の撮影ができる「TZ3」は賢い"奥様"が選択するカメラといえそうだ。

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LUMIX TZ3
パナソニック編集部:南郷 あかり
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