60代、家がきれいな人の「ものが増えない」習慣5つ。ムダな出費も減る″30日間ルール″
家をきれいに保つためにもっとも効果的なのは、「ものをもちすぎない」こと。カナダ在住で、もたない暮らしの発信をしているブロガーの筆子さんは60代になり、掃除や片付けに取り組む体力の衰えを感じると、あらためてものを増やさない仕組みの大切さを実感したそう。もたない暮らしをするために、筆子さんが心がけていることを5つ紹介してくれました。

1:安易にものを家に入れない、欲しいものは30日間待ってみる

家にものを入れないことを心がけています。買い物やもらいものを抑えて、ものが増えすぎないようにするためです。
とくに、無料のものやセール品には注意。私の場合、「タダだから」「安いから」という理由で手に入れたものは、結局使わずにしまいこんだあげく、あとになって捨てることになりました。
そこで、私が実践しているのは「買うのを30日間待つ」ルールです。欲しいと思ってもすぐには買わず、デジタルプランナーのマンスリーページに書きとめておきます。
30日経っても本当に必要だと思えたら、そのとき初めて購入を検討。時間が経つと、欲しいという気持ちはたいてい収まっています。
また、店に行く機会そのものを減らすことも意識しています。食材は週1回のまとめ買い、日用品は月1回、Amazonで定期購入。お店に行かなければ、余計なものを目にする機会も減るからです。
2:ものを買う前に、すでにあるものを手放す
新しいものを家に入れる前に、別のものを出すことにしています。具体的には、いつも使っているものがだめになってから、新しいものを手に入れるのです。
さらに、買い物をするときは、だめになったらどうやって捨てるのか、その商品の出口も考えます。
たとえば、USBで充電する家電が増えています。私も充電できる電動歯ブラシや電動鉛筆削りを使っていますが、こういうアイテムはリチウムイオン電池を使用しているので、ゴミ箱に捨てることができません。まとめて指定の施設に捨てにいくことになるので、処分が少々面倒です。
こんなふうに、買う前に手放しやすさまで考えて、本当に必要なものだけを買うようにしています。
3:収納用品を増やさない
収納するためにカゴや箱を増やすと、ものそのものが増えるので、よほど困らない限り手を出しません。
「収納」は部屋をきれいにする解決策ではないと考えています。収納用品が増えると、ものを隠す場所が生まれ、死蔵品が増えることに。
若い頃の私は、紙製の引き出しや服を圧縮する袋、透明な大きなケースなどを買っていました。でも、買うところで満足してしまい、収納グッズそのものがたまっていったのです。
今は、家にもともとある収納スペースを最大限に活用しています。引っ越したときは、最低限の家具(デスクと書棚に使うカラーボックス)だけを購入しました。
「すでにある収納スペースに収まらないものはもたない」というシンプルなルールを徹底。収納する枠そのものを減らすと、余計なものをもたなくなると思います。
4:今の自分に関係ないものはもたない

基本的に、今の生活に必要なものだけもちます。「いつか使うかも」「昔は大切だった」。そんな理由でものをもち続けることはしません。
去年の引っ越し前に、子どもが生まれて間もない頃に母からもらったFAXや友人の手紙などを処分しました。
FAXはもう文字が見えなくなっていたし、友人からのメッセージも何通か読んでみましたが、「もう時効だな」という気がして、感謝とともに手放しました。
66歳の今の自分が使っているか、今の自分を助けてくれるか。そう考えて、ときどき、所持品を新陳代謝させています。
5:使いきることを意識する
ここ数年、すでにもっているものを使い倒すことを意識しています。がまんして使うのではなく、ゲームのように使いきることを楽しむ。とはいえ、雑に使わず、ひとひとつ丁寧に扱うことを心がけています。
実際、ボールペン1本でも、使いきれば、充実感や達成感があります。
また、死蔵品を増やさないように、ストックももちすぎないように注意も。
Amazonで購入していると1つだけ買うのが難しいこともありますが、日用品を使いきるまでの期間を測り、考えながら購入します。
使いきることを意識すると、すでにもっているものに目が向くので、新しくものを家に入れる生活にはなりません。
ものが少ないと、暮らしはもっと楽になる
ものを増やさないために私が心がけていることをお伝えしました。
ものが少ないと掃除もしやすくなります。散らかってもすぐにリセットできるので、家事の負担も減ることに。また、ものの管理に時間や体力を使わずにすむので、やりたいことに使う時間も確保できています。
掃除やものの整理整頓に疲れているなら、思いきってものを減らしてみてください。
