「加入以来、最悪」「怪我は過去の話」ついに監督解任…チームと共に不調が続く久保建英にソシエダ番記者が苦言。痛恨の決定機逸に「タケのような一流には許されない」【現地発】
約1か月の離脱を経て復帰してきたのだから、言い訳にはならない。攻撃の中心としてチームを勝利に導くのに最適なコンディションのはずだ。しかし、何かがうまくいっていない。
フランシスコにとって最後の試合となったジローナ戦(1−2)でも、タケの苦境は続いた。試合開始から2分、ソシエダが攻撃を仕掛けた。外科医のような正確なワンタッチパスで左サイドへと展開し、バレネチェアのクロスにタケが走り込んだ。しかし、右足でうまく捉えられず、ボールは大きく枠を外れた。
端的に言って、タケのような一流のアタッカーがこのようなチャンスを逃すことは許されない。もちろん彼自身がそれを十分に認識していたが、そのことがかえってその後のパフォーマンスに影響を及ぼした可能性は否定できない。
しかし、立ち上がりは積極的にチャンスに絡んだ。12分、ペナルティエリアの端付近でボールをキープすると、一瞬のスキを突いてDFの裏にスルーパスを供給した。しかし、抜け出したセルヒオ・ゴメスがシュートではなくクロスを選択し、ブライス・メンデスに合わずチャンスを逸した。
13分、タケは再び素晴らしいスルーパスを通したが、ゲデスの右足ダイレクトシュートは相手GKのガッサニーガにキャッチされた。16分には、カルロス・ソレールが放ったミスショットを右サイドでコントロールし、ドリブルで中に切れ込んだが、シュートに持ち込むことはできなかった。
タケにとって、この立ち上がりは、今シーズン最高の15分間だったと言っても過言ではなかった。問題は、その後すぐに勢いを失い、残り 75分間、ほとんど目立たない脇役に追いやられてしまったことだ。
後半は、はやる気持ちが空回りして、2度のカウンターでチャンスを活かせなかった。66分には、PKをもらいにわざと倒れたと判断されて、審判から注意を受ける場面もあった。
しかし、それでも不屈の闘争心と競争心でトライし続けた。93分にはワンタッチで相手DFを剥がして間髪入れずに中央に折り返したが、フリーの状態で放ったパブロ・マリンの左足のシュートは枠を外れた。
思えば、新体制の船出にケチをつけたのは、タケの補強を求める発言だった。補強戦線でも、スタートでも出遅れたチームを立て直すことができないまま、フランシスコは監督の座を追われた。残念なことだ。
ソシエダは泣いている。特にタケの不調を痛切に感じている。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
【記事】「本当に楽な組だ」「日本のグループよりよかった」韓国代表の組分けに韓国のファンは歓喜!「イタリアを避けた!」【北中米W杯】
